日本、パレスチナ国家承認見送りへ 「承認しても問題は解決しない。パレスチナ全土を支配できる政体ができるまではムリ」

岩屋氏、国家承認に慎重　パレスチナ「解決せず」（共同通信）
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ef16f0f11c475a0add5da57314e578ffa5a9ad6

岩屋毅外相は14日、大分県別府市で記者会見し、パレスチナの国家承認の是非に関し「承認と言えば全てが解決するわけではない」と述べ、現時点での承認に慎重姿勢を示した。承認には、パレスチナが全体を統治できる体制であることが必要だとし、イスラエルと戦闘するイスラム組織ハマスの存在を課題として挙げた。「総合的に検討している」とも述べた。

パレスチナを巡っては、イスラエル寄りの姿勢を取るトランプ米政権が、承認に反対の立場だ。一方、フランスや英国、カナダなどは22日に国連本部で予定されるパレスチナ問題解決に向けた国際会議に合わせ、正式に承認する見通し。