日本バンタム級３位の穴口一輝（２３）が硬膜下血腫、意識不明。

大橋秀行会長が穴口一輝を見舞う　「顔色もよく、今にも目覚めそうだった」　セレス小林協会長「なんとか（意識が）戻ってきてほしい」

大橋ボクシングジムの大橋秀行会長（５８）が９日、
東京都内の病院のＩＣＵ（集中治療室）に入っている日本バンタム級３位の穴口一輝（２３）＝真正＝の見舞いに行ったことを明かした。
穴口は右硬膜下血腫のため開頭手術を受け、意識が戻っていない。
複数の関係者の話を総合すると、昨年１２月３０日に気管支切開の手術を受け、一時容体は安定したものの、
今月５日頃には脳の腫れがみられ、依然として予断を許さない状況だという。
昨年１２月２６日に東京・有明アリーナで行われた日本バンタム級タイトルマッチでダウンを計４度喫して判定負け。
退場後に意識を失って、東京都内の病院へ救急搬送された。
興行を主催した大橋会長は「穴口選手と面会できた。顔色もよく、今にも目覚めそうだった」と意識の回復を願った。
東京・後楽園ホールで取材に応じた日本プロボクシング協会のセレス小林協会長（５０）は「今は穴口選手のことが一番気になっている。
なんとか（意識が）戻ってきてほしい。すばらしい試合だった。
あれを非難してしまうとボクシングが成り立たなくなってしまう」と悲痛な思いを明かした。
https://www.sanspo.com/article/20240109-VEJD6JQ4JVIZBCV7XOVLJB6ULE/?outputType=theme_fight