中国の田舎で農業をして生計を立てているという設定で民衆を欺いた女性インフルエンサーに懲役１１か月

中国のある田舎の村で農作業をしながら生きていくという話で注目された別名「山里娘」が獄中生活をするハメになった。

中国メディアのThe Paperは19日、中国四川省礁州県人民法院が、中国人インフルエンサーのラン・シャン・マオ氏に虚偽広告の罪で懲役11カ月と罰金8万元
(約1500万ウォン)の判決を言い渡したと報じた。田舎の生活がすべて脚本によって演出されたことで大衆を欺いたというのが理由だ。 彼女はメディア会社に
所属するいわゆる芸能人だった。ラン・シャン・マオ氏は2018年、山村に住む短い動画をSNSに投稿したことで注目を集めた。

田舎で幼いころに両親を亡くし、ジャガイモだけで生き延びたという設定で彼女は、農業に苦労しながらも明るい面を見せてくれてくれたとネット民から声援が
寄せられた。見た目も可愛く、さらに人気を博した。

マオ氏のフォロワーはある瞬間、200万人を超え、その時から「山里地域を助けるため」という名目でオンラインライブ配信を始めた。

彼女のフォロワーは386万人余りにまで増えた。 しかし、疑惑を抱いた一部のネチズンが、彼女は実際は田舎ではなく街でド派手な生活をして彼女がブランド品売り場を
出入りしながらショッピングをしていると投稿した。

このような疑惑が出てくる度に、マオは「私は本当に山奥の田舎に住んでいるの」と釈明し、配信を続けた。
怒りを覚えたネチズンたちは彼女の両親がまだ生きていて、家庭が裕福だということも明らかにした。

通報を受けた中国警察は捜査を開始し、ラン・シャン・マオ氏がメディア企業に勤務し、設定した台本通りに行動する芸能人であることを確認した。

https://m.news.nate.com/view/20240320n11312