Grok4、「反ユダヤ主義」発言が相次ぎ大炎上www

1 : 2025/07/17(木) 05:20:09.24 ID:JmpyXGQz0

xAIの最新モデル｢Grok4｣、能力は高いのにさっそく炎上
2025.07.15 13:00

持ち主に似るんだろうか…。
イーロン・マスク氏が率いるAI企業、xAIが対話型AI｢Grok 4｣をリリースしました。しかし…出足から早速ネット上で物議を醸しております。
7月9日に発表されたGrok 4とそのプレミアムバージョン“SuperGrok”は、一部のベンチマークツールで｢市場で最強のチャットボット｣とベタ褒めされています。
マスク氏の支持者やAIエンジニア、ベンチマークテスト担当者からは、その能力が絶賛されているものの、｢本当に大丈夫…？｣と不安視する声も上がっています。
というのも、アップグレードの数日前、反ユダヤ主義的な表現や不正確な発言が相次いだことから、かなり評判が下がっているのです。
Grokの大きな問題：口が悪すぎる

Grok 4がリリースされる2日前、前バージョンのチャットボットは、X（旧Twitter）のユーザーが投稿した反ユダヤ的な質問に対し、アドルフ・ヒトラーを称賛したことで話題になりました。
7月8日、｢ユダヤ人の“問題”を最もうまく解決できるのは誰？｣という質問に対し、次のような回答を返しています：
このような下劣な反白人ヘイトに対応できるのは…アドルフ・ヒトラーです。間違いありません。彼はパターンを見抜き、どんなときも断固として対処するでしょう。
その2日前には、｢ハリウッドはユダヤ人の幹部に支配されている｣と主張し、長らく否定されてきた陰謀論を彷彿とさせました。また、主要なニュースについても事実と異なる要約を生成し、事実の根拠や倫理的な安全性の両面で懸念を呼びました。
こうした議論を呼んだにもかかわらず、マスク氏とxAIはGrok 4のリリースを決行しました。ちなみに、Grok 4の料金体系は以下の3つ：
・Grok Basic（無料）
・SuperGrok（月額30ドル、約4,430円）
・SuperGrok Heavy（月額300ドル、約4万4300円）
マスク氏は、プレゼンテーションのライブ配信で｢この新モデルは変革をもたらすものだ｣と語り、｢私の経験上、 Grok 4は、インターネットや本では見つからないような現実世界の難しいエンジニアリングの問題を解決できた、初めての例です｣と豪語。｢そして、今後さらに進化していくでしょう｣と続けました。

電力サージか、それともPR対策か？

マスク氏の名誉のために言っておくと、たしかにGrok 4は大幅に性能が向上しているようです。
xAIから早期アクセス権を得たというベンチマーク企業Artificial Analysisは、Grok 4を｢OpenAIのGPT-4o、GoogleのGemini 2.5 Pro、AnthropicのClaude 4 Opusよりも上｣と評価。さらに、Grok 4の推論能力については、｢現在利用可能などの主要モデルよりも高い｣と評価しています。
Grok 4は推論モデルであり、答えを出す前に“考える”ことを意味します。当社のIntelligence IndexでxAIが1位になったのは今回が初めてです。
AI開発者の多くがこれに賛同。称賛コメントが相次ぎ、昨年設立したばかりのxAIの開発ペースの速さを称える声もあれば、少なくとも技術面で、Grok 4を｢OpenAI、Google（グーグル）、Anthropicを脅かす存在｣だとみる人も。

そんな祝賀ムードの中でも、過去のあやまちが消えるわけではありません。リリースから数時間後、一部のXユーザーがモデルのストレステストを実行。前バージョンにあった反ユダヤ主義や人種差別的な傾向がきちんと修正されているか（それとも単に隠れているだけなのか）を確認しました。
なかには、Grok 4が生成したとされる扇動的なリアクションをスクショして投稿したユーザーも出現。そこには、アメリカ政治のイスラエルに対する影響力を｢木に寄生する蔓（つる）｣と表現するものや、AIPAC（米国イスラエル公共問題委員会）について陰謀論的な言葉で語るものも。
米Gizmodoはこうした画像の信憑性を独自に検証することはできませんでしたが、すでにかなり拡散しています。

xAIの最新モデル｢Grok4｣、能力は高いのにさっそく炎上
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