大量に打ち上げたスターリンクの衛星が物凄い勢いで宇宙ゴミになったり地球に落下したりしていると判明してしまう

わずか半年で500近いスターリンク衛星が燃焼、有害物質の影響に科学者らが警鐘
https://japan.cnet.com/article/35235056/

SpaceXが米連邦通信委員会（FCC）に7月1日付で提出した書類によると、2024年12月から2025年5月の間に472機の「Starlink」（スターリンク）衛星が大気圏で燃え尽きたという。SpaceXが運用中の衛星群のおよそ6％を軌道から離脱させたためだ。

科学者たちは成層圏で宇宙船の金属を見つけることが増えており、まれに宇宙ごみが地上に落下したこともある。
SpaceXは2024年夏、カナダのサスカチュワン州の農場でStarlink衛星の5.5ポンド（約2.5kg）のアルミ片が発見されたと明らかにした。

　McDowell氏は米CNETに対し、「例のごとく、人類は環境に対して新しい実験を行っている。自然界で起きたことがないことをしている」と語った。

　SpaceXは軌道離脱の過程が安全だと主張しており、現行のV2衛星について、人命にかかわるリスクを「1億分の1未満」としている。

最初に打ち上げられたStarlinkの衛星が最近になって大量に軌道を離脱し始めたばかりであり、
その気候への影響を評価する上でわれわれはまだ前例のない段階にいる。

　SpaceXはFCCから1万2000機の衛星打ち上げ許可をすでに得ており、将来的には最大4万2000機を計画しているとSpace.comは報じている。