日本とアメリカ、互いに全力で戦った国が今や同盟国 こういう事って過去にもあったのか？

「クアッド」日本開催を独立回復７０年の舞台に

来年４月２８日、先の大戦に敗れた日本が連合国軍総司令部（ＧＨＱ）の占領から解放され、独立を回復して７０年を迎える。英米など４８カ国と締結したサンフランシスコ講和条約が発効した日だ。
くしくも来年は日米とオーストラリア、インドの４カ国（クアッド）の首脳会合が日本で開催される予定となっている。現時点で具体的な日程は定まっていないが、春にも開催される可能性があるという。ならば４月２８日に照準を合わせた開催を調整してみてはどうだろうか。

言わずもがな、かつて激しい戦闘を繰り広げた日米は恩讐（おんしゅう）を乗り越え、今や同盟国の関係に発展した。
尖閣諸島（沖縄県石垣市）への挑発や、台湾への軍事的圧力に象徴される覇権主義的な軍拡を続ける中国と対峙（たいじ）する日本にとって、米国との強固な関係は今後ますます重要性を増す。

日本はオーストラリアとも「準同盟」の関係にある。１１月には海上自衛隊による豪艦艇への「武器等防護」を初めて実施した。
安全保障関連法に基づく措置で、外国軍の艦艇防護は米国に続き２カ国目となり、日豪関係は新たなステージに入った。自衛隊と豪軍がそれぞれの国に滞在した際の法的地位を定める「円滑化協定」（ＲＡＡ）の締結に向けた調整も進んでいる。

https://www.sankei.com/article/20211231-4QF4Q2P56VLR5AV3JGJLFXLCLQ/