不登校児「学校に行った氷河期世代の大卒は月給20万円の底辺ですよね？ あなた達に批判されたくないです」

「不登校児の衝撃発言が波紋を呼ぶ　『氷河期世代の大卒は月給20万円の底辺』と批判」
先日、ある不登校児の発言がSNS上で大きな話題となっている。その内容は、氷河期世代の大卒者に対する鋭い批判だった。

「学校に行った氷河期世代の大卒は月給20万円の底辺ですよね？ あなたたちに批判されたくないです」

この発言は、不登校児の支援団体が主催したオンラインイベント内で飛び出したもの。発言者は中学3年生の男子生徒（15）で、不登校歴は3年に及ぶという。彼はイベントの中で、氷河期世代の大人たちからの「学校に行かないと将来苦労する」という意見に対し、強い反発を示した。

「氷河期世代の方々は、学校に行って大学まで出ても、月給20万円くらいで働いている人が多いと聞きます。それなのに、なぜ不登校の僕たちを批判できるんですか？ 学校に行かなかったからこそ、僕は自分の道を模索できているのに」

この発言はすぐにSNSで拡散され、賛否両論を呼んでいる。

「氷河期世代」の現実
氷河期世代とは、1990年代半ばから2000年代半ばにかけて就職活動を行った世代を指す。バブル崩壊後の長期不況の影響を受け、非正規雇用や低賃金に苦しむ人が多いとされる。厚労省の調査によると、40代の大卒男性の平均年収は400万円前後（月給約33万円）だが、非正規雇用や中小企業に勤める場合、月給20万円前後というケースも少なくない。

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