ジョージ・フロイドの伝記映画「世界を変えたパパ」が制作中 製作総指揮はフロイドの娘【lv0】

ジョージ・フロイドの伝記映画「Daddy Changed the World」が、レーダー・ピクチャーズ、8クイーンズ・フィルム＆メディア・プロダクションズ、ナイト・フォックス・エンターテインメントによって 、家族公認で製作中だ。フロイドの娘、ジャンナ・フロイドと母親のロキシー・ワシントンが製作に携わり、エグゼクティブ・プロデューサーを務めている。

グレゴリー・R・アンダーソン（「ストンプ・ザ・ヤード」）が脚本を手掛けるこの映画は、2020年に殺害され、世界的な人種差別問題に火をつけ、警察の残虐行為に反対する運動を巻き起こした男の生涯を描く。監督はまだ募集中。テッド・フィールドがレーダー・ピクチャーズのプロデューサーを務め、ドクター・カエイタ・ランキンが「8 クイーンズ」、ティモシー・クリスチャンが「ナイト・フォックス」でプロデューサーを務める。

この伝記映画では、フロイドを完璧な人間として描くのではなく、人間として欠陥を抱え、その恐ろしい死が世界を変えた父親として描かれるようだ。プレスリリースによると、本作は伝統的な伝記映画ではなく、「歴史の燃えるような光の中に突き入れられた一人の男性とそのコミュニティの骨の折れるドラマ」になるという。
ワシントンは声明で「私たちが知っている本物の、陽気で愛情深いジョージの姿を世界が見ることができることに興奮している」と述べた。この映画は彼に人間味を与え、彼の人生の本質を体現し、できれば警察法におけるジョージ・フロイドの正義を可決する取り組みを再燃させるだろう。すべての人にとって正義と平等の時が来たのです。」

彼女はこう付け加えた。「私たちは早急に変化を起こす必要があります。ジャンナのように父親を失う子どもは他にはいません。私たちと共に立ち上がり、抗議してくれた皆さんに感謝します。ジョージの遺産はこの映画を通して生き続けるでしょう。」
「ジョージ・フロイドの殺害は、我が国の歴史における悲劇的で恥ずべき瞬間でした」とナイトフォックスのクリスチャンは声明で付け加えた。「彼の物語は痛ましいものですが、語られる価値があり、私はその一部になれたことに感謝しています。」

ランキン氏はさらに、「私は自分のプラットフォームと才能を活用して世界にポジティブな影響を与えることに全力で取り組んでいます。ジョージ・フロイドさんの物語を語り、社会から疎外されたコミュニティが直面する不正義に光を当てることで、私は変化を促し、これからの世代により良い未来を築いていきたいと考えています。ジョージ・フロイドの功績は忘れられることはなく、この重要なプロジェクトに参加できることを光栄に思います。」

https://variety.com/2024/film/news/george-floyd-biopic-movie-daddy-changed-the-world-1236013183/