日本から北朝鮮に移住した9万3千人の内の一人の失敗談

社会主義の楽園を約束されていたのに、結局は「地獄」に落ちてしまった Wed, May 5, 2021
https://news.yahoo.com/were-promised-socialist-paradise-ended-113535893.html
イ・テギョンさんは、1959年から1984年にかけて日本から北朝鮮に移住し、
強制的に滞在させられた9万3千人の物語を伝えるために、韓国で精力的に活動してきました。

1959年から1984年にかけて、日朝両国政府と赤十字社による送還事業により、日本から北朝鮮に移住した9万3千人の中に、李さんとその家族が含まれていた。到着したとき、彼らは貧しい村や人々の生活を目の当たりにしましたが、強制的に滞在させられました。中には収容所に入れられてしまった人もいる。

地上の楽園 "と言われていたのに、実際には "地上の楽園 "に連れて行かれた」と68歳の李さんは言う。"それどころか、私たちは地獄に連れて行かれ、最も基本的な人権である退去の自由を否定されたのです」。

李さんは、46年ぶりに北朝鮮を脱出し、2009年に韓国に到着しました。その後、9万3,000人の移住者の物語を伝えるために、講演会や記者会見を行い、日韓の歴史の中でほとんど忘れ去られていた辛い出来事についての回顧録を執筆するなど、精力的に活動しています。

彼の活動は、北朝鮮の人権侵害が再び注目され、日本と韓国の指導者たちが両国間の古傷を開くことに特に敏感な時期に行われています。

"リー氏は、「父に家族を北に連れて行くように促したのは母でした」と語っている。"母は74歳で亡くなるまで、ずっと後悔し続けていました」。

1910年から1945年までの日本の植民地時代に、日本に移住した200万人の韓国人のうちの1人が李さんたちだった。仕事を求めて日本に来た人もいれば、第二次世界大戦で強制労働を強いられた人もいました。市民権や経済的な機会を得られず、ほとんどの人が日本の降伏後に韓国に戻った。

李さんは1952年に日本で生まれました。韓国に最も近い港である下関で、一家は炭火焼きのレストランを経営していたが、それは彼らが故郷に帰ることを思い出させるものだった。

朝鮮戦争が終わると、日本政府はスラム街に住む大勢の朝鮮人を追い出そうとした。一方、北朝鮮は、スラム街に住む韓国人を、戦争で疲弊した経済の立て直しに役立てようと、「誰でも仕事ができ、教育や医療が無料で受けられるパラダイス」と宣伝したのです。

李さんが通っていた日本の小学校では、豊作で「10分に1軒の割合で家が建っている」という北朝鮮のプロパガンダ映像が上映されていたという。本国への帰還を求めるデモ行進も行われた。日本の親北朝鮮団体は、北朝鮮の建国者である金日成の誕生日プレゼントとして学生を募集したこともあったと、「北朝鮮の人権を考える市民の会」は報告している。

日本は、国内のほとんどの韓国人が政情不安に陥っていた南の国の出身であるにもかかわらず、この移住を承認した。日本政府は、韓国人が北朝鮮への移住を選択したと発表したが、人権団体は、日本が共産主義国で移住者が直面する状況を無視して欺瞞を幇助したと非難している。

"市民連合の報告書では、「北朝鮮に出国することで、朝鮮民族は日本に戻ることを禁止する出国専用の書類に署名させられた」と述べている。著者は、この移住を "奴隷貿易 "や "強制移住 "になぞらえている。

移住者のほとんどは韓国人であったが、韓国人男性と結婚した1,800人の日本人女性や数千人の混血児も含まれていた。その中には、後にダンサーとして活躍し、北朝鮮の指導者であり創始者の孫である金正恩を産むことになる高英姫という若い女性もいた。

1960年、李さんの家族が船に乗ったとき、両親は韓国がすぐに統一されると思っていた。母親は、李さんと4人の兄弟に現金を渡し、日本での最後の日々を楽しむように言ったという。李さんはミニピンボールのゲーム機を買った。妹は、ベッドに寝ると目を閉じる赤ちゃんの人形を持ち帰った。

"これが、私たちが味わうことのできる最後の自由でした」。

彼は、チョンジンの人々を見て、家族が騙されていることに気づいたという。彼の家族が再定住を命じられた北朝鮮の田舎の郡では、雨が降っても靴や傘を持たずに過ごす人々を見てショックを受けたという。

何で決め顔？

1960年だけで4万9千人が日本から北朝鮮に移住したが、北朝鮮の実情が知られるにつれ、その数は激減していったのである。検閲官の目を気にしながらも、家族は親族に警告する方法を考えた。ある男性は、切手の裏にメッセージを書いた。

"ある男性は、切手の裏に「私たちは村を出ることができません」と書いて、日本にいる兄に来ないでほしいと訴えた。

李さんの叔母は、母親に「甥が結婚できる年齢になったら、北朝鮮への移住を考えてください」という手紙を送っていた。甥っ子はまだ3歳だった。

移民たちは、日本にいる親戚から送られてくる現金や小包を頼りに生活していた。学校では、子供たちから「バンジョクバリ」と呼ばれていたという。これは、日本から来た韓国人に対する侮辱的な言葉だ。誰もが「不忠者」と呼ばれ、収容所に追放されるのではないかという恐怖にさらされていた。

"報告書の共著者であるキム・ソヒ氏は、「北朝鮮にとっては、身代金を要求される人質のようなものだった」と語る。"日本の家族は、収容所から親族を釈放するためにお金を要求されました」。

李さんは、政府の仕事を拒否された日本からの移民が就くことのできる最高の仕事の1つである医者になった。北朝鮮では医師がビール瓶を使って点滴をするなど、90年代の飢饉による公衆衛生システムの崩壊を目の当たりにしたという。

2006年に中国に亡命した彼は、人身売買の容疑で密航者とともにミャンマーの刑務所に2年半滞在しました。2009年にソウルに到着した後、Lee氏は妻と娘を北朝鮮から脱出させる手助けをした。しかし、今でも息子を含む親族が北朝鮮に留まっているという。

2013年に妻が亡くなり、現在はソウル市内の小さな賃貸アパートで一人暮らしをしているという。"しかし、私には自由があります」と彼は言う。"そのためには他のすべてを犠牲にしてもいい」と語った。

李さんは、北朝鮮に出稼ぎに行ったり、南に逃れたりした在日朝鮮人50人と会を作っている。毎年12月には、1959年の集団移住開始の記念日に集まっている。彼の回想録はほぼ完成している。彼の世代は、9万3,000人の移民に起こったことを直接体験できる最後の世代だという。

"私たちの物語が死んだときに埋もれてしまうのは悲しいことです」とリーさんは言う。

おしまい

よく行こうと思ったな

>>17
実際GDPは北の方が高かったんよね。
日本側の棄民政策って面はあったと思うけど、
北朝鮮の方の目論見も知りたい。

>>20
普通に対韓国のための労働力ちゃう

文句垂らしケンモメンはやく行け
行けよ

北朝鮮の切手の裏に書かれた秘密のメッセージ。"村から出られない"、"自由がない "などと書かれている。1961年頃、北朝鮮に移住してきた朝鮮族の男性が書いたものだ。

このメッセージは、家族や近所の人たちと一緒に日本から北朝鮮への移住を計画していた男性の弟に送られたものである。

Yahoo.comのトップニュースになってた記事です。
今の時代に生まれて良かったのか悪かったのか考えさせられました。

今みたいにジャップが腐ってて行こうと思ったのかね。自粛もしない民度のくせに強制ロックダウンしない国なんて逃げ出すしかねぇ

不法移民を送り返しただけ

教職員組合が率先して帰国させてた

>>18
いや日本側は政府の方針としてやってたのよ。
厚生省と日本赤十字社がリードしていた。
教職員組合だって特に反対してるわけじゃないから積極的に協力する立場。
韓国政府は反対していたが日本と韓国との間に国交は無かった。

>>23
韓国政府って竹島占領して日本の漁民を虐殺し、捕虜にしたのを返して欲しかったら韓国人の強姦魔や殺人鬼を日本から追放するなって条約結ばせたキチゲェ国家だろ

巻き込まれた日本人は可哀想だが、韓国と国交が無かったから帰国と言えば北朝鮮しか無かっただけの事。
故郷に帰ったら思ってた理想郷とは違ったって事だろ。

コロナに関しては北朝鮮のがマシな対応してるよなｗ

>>28
マスパセなんか即処刑だろうしなｗ

自民党による支配を望むゴミネトウヨは北朝鮮の方が合うんじゃないか？