1990年の映画「いいものはみんな日本製だよ」2022年の俺「うんうん☺」

破壊的イノベーション、日本を成長へ導くのはこれしかない【江上剛コラム】1/3

　最近、イノベーションについて考えることが多い。

　イノベーションとは「経済成長の原動力となる革新、生産技術の革新、資源の開発、新消費財の導入、特定産業の構造の再組織化」ということ。
すなわち、創造力を発揮してリスクをとり、新しいことに挑戦する意味なのだろう。

　日本はバブル崩壊以来、失われた何十年などといわれて、すっかり経済成長から遠ざかってしまっている。

　日本の国内総生産（ＧＤＰ）の前年度比伸び率を見ると、バブルのピークだった１９８９年は４．８６％だが、
バブルが崩壊したといわれる９１年は３．４２％、それがはっきりした９３年はマイナス０．６２％に落ち込んでいる。

　そして、不良債権問題から金融危機となり、日本長期信用銀行、
日本債券信用銀行などが破綻した９８年から９９年にかけてはマイナス１．２７％、マイナス０．３３％となる。

　あの頃を思い出すと、私が勤務していた第一勧業銀行（現みずほ銀行）も青息吐息だった。

　それからは金融機能が働かなかったためだろうか、１％前後の低成長が続き、２００８年のリーマン・ショック。
そのため、０８年マイナス１．２２％、０９年マイナス６．６８％となる。

　この年には、自民党から民主党へ政権交代が起きた。
そして、未曽有の災害、東日本大震災が発生した１１年は０．０２％である。

低成長から抜け出せず

　こうやって概観してみると、バブル崩壊以来、金融危機、リーマン・ショック、大震災と、経済を冷やす事態が続いている。
この間、日銀（速水優総裁）は１９９９年から低金利政策を実施していたが、経済に勢いをつけられなかったのも、うなずける話である。

　そして２０１２年、民主党政権が倒れ、自公政権が復活し、安倍晋三氏が首相となる。

https://www.jiji.com/sp/v4?id=20220903ege0001

今思うとこれも、
アメリカの反日主義者への犬笛みたいなものだったのかもしれん。
これからジャップは真っ逆さまに落ちていったんだからな