中3少女「死刑になりたくて刺した」「あの子、死んだ？（空を見上げながら）」「母親と弟を56す予行演習」　厨二病か

渋谷２人刺傷、中３少女「本当に人を殺せるか確かめたかった」「母親と弟を56す予行演習」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220821-OYT1T50086/

　東京都渋谷区の路上で２０日夜、面識のない母娘２人を刺したとして、警視庁は２１日、埼玉県戸田市に住む市立中学３年の女子生徒（１５）を殺人未遂容疑で現行犯逮捕したと発表した。女子生徒は容疑を認め、「死刑になりたくて、たまたま見つけた２人を刺した」と供述しているという。

　女子生徒は私服姿で、ズボンのポケットに折りたたみナイフ（同約９センチ）と果物ナイフ（同約７・５センチ）も所持。目撃した近くの飲食店従業員の男性に取り押さえられた。当日は、昼過ぎに自宅を出てＪＲ新宿駅で下車し、歩いて現場まで来たと説明しているという。

　女子生徒は調べに、「自分の母親と弟を56すための予行演習だった。本当に自分が人を殺せるか確かめたかった」とも供述しており、警視庁は詳しい経緯を調べている。

　被害者の一人は腰のあたりから血を流して倒れた状態。もう一人の女性はけがをしていたものの、そばにいた少女を押さえつけているような格好だった。少女は無抵抗の状態で、逃げる様子は見られなかった。

　女性は少女を押さえながら、「この子、ナイフ持っているよ」と叫んだため、別の男性従業員が少女からナイフを取り上げたという。

　やがて現場には多くの警察官が駆けつけ、被害者は救急車に乗せられた。

　周辺が騒然とするなか、少女は冷静なままだった。空を見上げながら「あの子、死んだ？」と女性従業員に話しかけてきたという。