イギリス、ロシア産白身魚に対する制裁関税を延期「フィッシュ&チップスが値上がりするやろがい！」

英国、ロシア産白身魚への関税を延期
https://www.politico.eu/article/uk-delays-tariffs-on-russia-whitefish-fisheries-seafood-industry-trade-agriculture/

ロンドン – ロシアの白身魚に制裁を加える計画は、英国の水産業への影響を懸念して、英国政府によって延期された。

プーチン大統領のウクライナ侵攻を受け、英国はロシアの輸出品に35％の関税をかけるとしており、白身魚もその対象だった。

英国政府関係者は、制裁は「技術的な問題を整理する間、延期された」と語ったが、
「我々は完全にコミットしている」と強調した。
この計画が完全に中止されたというのは「全くの事実無根」だと、この政府関係者は付け加えた。

業界団体のSeafishによると、英国の白身魚の約30%はロシア産で、世界の供給量の40～45%を支配しているという。

この措置が最初に発表されたとき、
タラを含むロシアの白身魚の供給に依存している英国の水産加工業界と
苦境にあるフィッシュ・アンド・チップスショップは、
制裁による価格上昇が彼らのビジネスを圧迫することを懸念していると述べた。

全国魚類加工業者連盟のアンドリュー・クルック会長は、次のように述べた。
「政府は、白身魚への制裁の影響を調査するためにもっと時間が必要だと思うので、当分の間、制裁を見送ったのでしょう。

「我々はもちろん、紛争をより迅速に解決するために適切と思われるあらゆる手段を支持します」。

白身魚の制裁は3月15日に発表された。しかし、英国の水産業を支援する公的機関Seafishによると、
穀物、セメント、肥料など、対象となる他のロシア製品とは異なり、3月24日に発効した関税は白身魚には課されなかったという。

「この関税の変更が水産物部門に与える具体的な影響を理解するために、政府によるさらなる作業を可能にするために延期された」と広報担当者は述べている。

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