民族同一性障害のイギリスの白人男性さん、整形を繰り返し念願の韓国人に生まれ変わる

インスタグラムのフォロワー数が３１万人余りに達する英国のインフルエンサー、オリ・ロンドンさんは２７日（現地時間）、病床でソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）の映像を通じて美容整形手術の過程を公開した。

韓国では目を大きくて丸くするために美容整形手術をするが、彼は目尻が上に向かうように手術した後の姿を公開した。ロンドンさんは「アンニョン。私がいよいよ韓国人になった。私は変わった」として自身を韓国人だと明らかにした。

彼は自身を英国人と呼ばないように頼みながら、自身を呼ぶとき、性別の区分のない三人称複数代名詞「彼ら（ｔｈｅｙ／ｔｈｅｍ）」、または「韓国人／ジミン」を使ってほしいと呼びかけた。

ジミンは、ＢＴＳのジミンから取ってロンドンさんが選んだ韓国の名前だ。ニューヨークポストなど一部の外信はロンドンさんの言う通りに記事で彼をジミンと表記したりもした。

彼は自身の韓国名前が「パク・ジミン・ヒュニンカイ・テヨン」とツイッターを通じて明らかにした。ヒュニンカイとテヨンも韓国アイドルスターの名前だ。

彼は「これまで間違った体に閉じ込められていた」としながら、目や顔・眉毛・こめかみのリフティング手術をはじめ、１８回にわたって整形手術を受けたと話した。

ロンドンさんは「生涯初めて自ら美しいと考える」とし「鏡に映った自身の姿を愛して幸せだ。他の人も私の決定を尊重してほしい」と強調した。

また「アイデンティティに関連して長い間苦痛を受けてきたところ、結局勇気を出した」とし「適切な言葉なのか分からないが、『人種転換手術』を受けて韓国人と同じ姿になって本当に幸せだ」と説明した。整形手術には２０万ドル（約２２００万円）以上がかかったと推定される。