日本含む世界中のATMに生魚をダクトテープで貼り付けていた17歳少年を逮捕 アメリカ

街中に設置されたATM（現金自動預払機）。
その画面に貼りつけられていたのは、生魚。
口には、たばこがくわえられている。

さらに、警察車両のドアにも、なぜか複数の魚が貼りつけられていた。

アメリカで撮影された生魚を貼りつける動画。
SNSには、同様の動画が多数投稿されていた。

その中には…ATMの画面に表示されていたのは日本語の文字。
日本国内にまでその手が及んでいる連続生魚事件。
一体、誰が何のために…。

これらの動画は、「フィッシュバンディット」と名乗る人物によって、2023年8月ごろから投稿が始まった。

投稿者のコメントには、「フィッシング詐欺には注意してください」、「神の仕事をしている」などと、意味のわからない発言ばかり。

東京のJR品川駅と思われる構内で撮影された映像では、駅に設置されたATMにアジのように見える魚がテープで貼りつけられていた。

SNSには、「われわれは国際的に活躍する」というコメントもあった。

魚はその後すぐに撤去されたという。
駅の利用者は…。

20代「え? 日本だ。え～迷惑。魚になんかされちゃったのかな」、「え? たばこ吸ってる…」、「本当だ、なんで? 意味がわからない」

事件を捜査していたアメリカの当局は、2023年12月、器物損壊の容疑で17歳の少年を逮捕。

「少年は単なるいたずらだった」と話したという。