いきなり中東ｖｓ欧米の大戦が始まりそうになってるよな。ウクライナとは何だったのか

イランはハマス全面支援、中国・ロシアは米欧と一線…ガザ巡り割れる国際社会　

10/11(水) 9:44配信

【ニューヨーク＝金子靖志】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム主義組織ハマスのイスラエルへの攻撃を巡る各国の見解が割れている。
米欧諸国はハマスの攻撃を「テロ」だと断じてイスラエルを支援する立場を鮮明にした一方で、
中東諸国からはイスラエルのパレスチナ占領を懸念する声が上がる。イスラエルがガザ包囲を強化すれば亀裂が深まる可能性がある。

ハマス攻撃への非難が相次いだ８日の国連安全保障理事会の緊急会合前、会場の米ニューヨークの
国連本部ではイスラエルとパレスチナの国連大使が記者団を前に非難合戦を展開した。

イスラエルのギラド・エルダン国連大使は、ハマスの攻撃を「イスラエルにとっての９・１１（２００１年の米同時テロ）だ」と強調し
「軍事拠点を破壊し、ハマスを歴史から消し去る必要がある」と訴えた。

これに対し、パレスチナのリヤド・マンスール国連大使は「イスラエルは新たな攻撃を正当化しようとしている。暴力と流血を終わらせる時だ」と反論した。

ハマスによる７日の攻撃について、米欧諸国は一般人を標的とした「テロ」だという立場で足並みをそろえている。
米英独仏伊の５か国首脳は９日の電話会談で「イスラエルへの揺るぎない支持」を確認した。

安保理常任理事国のロシアと中国は米欧と一線を画す。タス通信によると、プーチン露大統領は１０日、
モスクワでのイラク首相との会談で「（米国は）双方が容認する妥協案を見つけることに関心を示さず、独自の考えを推進し、
双方に圧力をかけた」と述べ、米国の中東政策の失敗の典型例だとの持論を展開した。ロシアとしては、イスラエルとパレスチナの
「２国家共存」による解決を探るべきだとし、双方に即時停戦を求める立場をとる。

中国の張軍国連大使は８日の安保理会合後、記者団に「重要なことは事態の悪化と民間人のさらなる犠牲を防ぐことだ」と述べた。

一方、１９７９年にイスラエルと国交を樹立し、ハマスとの調停役を担ってきたエジプトは双方に「最大限の自制」を求める一方で、イスラエルによる占領を批判した。

イスラエルと国交樹立を模索するサウジアラビアは７日の外務省声明で
「パレスチナの占領やパレスチナ人の正当な権利の剥奪（はくだつ）を続ければ事態が先鋭化する危険性を繰り返し警告してきた」と指摘した。

イスラエルと敵対するイランはハマス支持を明確に打ち出している。最高指導者アリ・ハメネイ師の顧問はハマスによる攻撃を
「イスラエルの不当な占領に対する抵抗」と位置づけ「パレスチナ解放まで戦士を支える」と全面支援を強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5ee433f852452db9b939c28e727ebc933c063a93?page=1

「ウクライナは勝ち目がないんだからとっとと降伏して自国民の命を守れ！」