ロシア「ウクライナは消滅する、もはや地球上の誰も必要としていないからだ」

http://eritokyo.jp/independent/Ukraines-war-situation-aow3256.htm

ウクライナは消滅する。なぜなら、欧米の支援者、世界の人々、そして自国民でさえ、この問題を抱えた国が存在し続ける必要がないからだ」と、ロシアのドミトリー・メドベージェフ元大統領がほのめかした。

　「なぜウクライナは消滅するのか？現在、ロシアの安全保障理事会の副議長を務めるメドベージェフ氏は、土曜のVKソーシャルネットワークへの投稿で、「誰も必要としていないからだ」と書いた。

　EUがウクライナを必要としないのは、ロシアとの対立の中で、「アメリカの指導者の命令でウクライナを支援し、ヨーロッパを本当の金融・政治地獄に陥れた」からだと彼は主張した。有害な反ロシア制裁、インフレ率の急上昇、エネルギー価格の高騰、企業の「衰退」などが、すでに大陸のさまざまな地域で抗議行動を引き起こしていると、同高官は指摘した。

　「萎んでいくEUの首に、ウクライナの血を吸う寄生虫を決定的に植え付けるという見通しは現実的であり、もしそうなれば、EUの終焉を告げることになるだろう」とメドベージェフは警告した。

　キーウの主要な支援者である米国もウクライナを必要としていない。なぜなら、一般の米国人はウクライナの位置がわからず、「ロシアの抽象的な一部」と考えているからだ。前大統領は、ネットワーク通信の「404エラー」プロトコルを引き合いに出して、「なぜ米国の権力者たちは、インフレや雇用の欠如、本国の緊急事態に対処しようとせず、この404カ国のことで頭がいっぱいなのだろう」と疑問を呈しています。

　ワシントンの「政治的デマゴーグ」だけが、「長い間、自分たちの無力さと痴呆を認めてきたが、軍事や制裁キャンペーンでPR効果を上げようとしている」と彼は付け加えた。

　アフリカとラテンアメリカがウクライナを拒否するのは、「米国がウクライナのどこかで無意味な戦闘のために浪費している数十億ドルは、これらの地域の多くの社会開発プログラムの資金として十分だっただろう」とメドベージェフは書いている。

　アジア諸国がウクライナを必要としないのは、モスクワとキエフの対立の例を通して、「彼らは『カラー革命』の技術が、最大の競合国を排除するためにどのように開発されているかを見ているからである。彼らは、米国を中心とする集団的西側諸国が、反抗した場合にどのようなシナリオを用意しているのかを理解している」と、この関係者は説明する。さらに、ロシアは地政学的な意味で中国やインドのような国々にはるかに近く、歴史的に信頼できるパートナーであることが証明されている、と彼は付け加えた。

　ウクライナは「ソビエト連邦の崩壊によって生まれた過ち」であり、ロシアには必要ない、とメドベージェフは主張した。「ここに住む何百万人もの同胞は、長年にわたってナチス・キーウ政権による虐待にさらされてきた。我々が特別軍事作戦の過程で保護しているのは彼らだ」と、彼の投稿は読み上げられた。

　「最後に、ナチスのエリートが指揮を執るウクライナは、自国民から必要とされていない。だから、4500万人のうち、今は2000万人強がそこに残っているのだ」と書いている。ウクライナ人は、ウラジーミル・ゼレンスキー大統領とその仲間が盗んだ欧米のお金をさらに海外口座に入れるのを手伝いたいのではなく、ポーランドやEUの他の地域に移り住み
「アメリカの52番目の州になる、あるいは南極のペンギンに加わる」ことを望んでいる、とメドベージェフは結んだ。