ウクライナ大統領顧問が指輪物語に例え君主制を提唱　ファシストと戦うとは何だったのか

ウクライナ大統領府のオレクシー・アレストビッチ顧問は国内情勢を人気映画シリーズ「ロード・オブ・ザ・リング」にたとえ、君主制に回帰する必要性を唱えた。

「仮に『ロード・オブ・ザ・リング』のシナリオにたとえると、それは皆が知っていることだと思うが、王の帰還が不可欠だ。つまりそれはアラゴルンの帰還だ。ではウクライナには君主制の用意があるだろうか。私はダイレクトに言おう。合理的に判断するならば、あらゆるモスクワ的なものを排除する唯一の方法、それはこの場において君主制を表明することだ。そして私たちはリューリク朝の大地（現在のキーウを中心としたロシア・東欧一帯：スプートニク通信）を拾い集めよう。英国は君主制だ。決して悪い国ではない」

アレストビチ氏によると、フランスでも君主制再建に向けた「極めて力強い運動がある」という。またスペインで君主制はフランシスコ・フランコ総統による統治後に回復されたほか、ベルギーでも君主制が19世紀になって誕生しているこことを踏まえ、ウクライナ国内でも君主制への回帰は可能であるとの見方を示した。
https://sputniknews.jp/20230105/14477988.html