（ヽ´ん`）「すみません」、敵「あのさぁ、社会人ならクッション言葉使おうよ！」

「すみません」はNG！ 社会人が身につけたい“クッション言葉”の使い方

社会人として働いている中で、「あー、この人世間知らずだな…」なんて思うときありませんか？　ビジネスの場なのに、友人と話すようなくだけた言葉づかいをされたら嫌ですよね…。言葉づかいには、その人の人柄が表れるもの。好印象を与えるのも、悪印象になってしまうのも自分次第なのです。

もしかしたらあなたも、知らないうちに“常識がない人”って思われているかも……。今さら聞けない、敬語・話し方の基本を『図解 社会人の基本 敬語・話し方大全』からご紹介します！

第5回目は「クッション言葉」について。よく使う言い回しから、基本の使い方、そして応用編までご紹介！　会話をやわらかくしてくれる「クッション言葉」をマスターしましょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0c3648cdb408845fa59ba359802476af0616cf0

【お願い】期日に届けてもらいたいときに…
×「サンプルを届けていただきたいのですが、明日の昼頃に間に合いますか？」

○「ご面倒をおかけしますが、明日の昼までにお届け願えませんでしょうか？」
【お願い】取引先の人に届けてもらうとき…
○「お使い立てして申し訳ございませんが、私どもにお越しの際に営業部にお立ち寄りいただけますか？」

お願いするのに自分の希望だけを言うのはNG。相手をわずらわせる時に「お使い立てして申し訳ございません」は必須の言葉です。
【尋ねる】名前を告げずに電話を切ろうとする相手に…
○「お客様、差し支えなければ、お名前を伺ってもよろしいでしょうか？」

担当者が不在の時にクレームの電話がかかってきたら要注意！　相手が名乗らない場合は、まず自分が名乗ってから必ず相手の名前を聞いておくようにしましょう。
【断る】交渉が成立しなかったときに…
○「ご期待に添えず大変残念でございますが、今回のお話は条件が合わず、お断りせざるを得ない状況です」

こちらに非がなくてもまずはお詫びの気持ちを伝えましょう。「お断りします」「できません」といった否定的な表現は使わないこと。「クッション言葉」を使って、今後の関係発展につながる“前向き”な印象の言い回しにすべし！
【注意する】禁煙スペースで喫煙している来客に…
×「こちらは禁煙エリアになっております。おタバコは喫煙室でお願いできますか？」

○「恐れ入りますが、おタバコはあちらの喫煙室にてお願いできますでしょうか？」

＜さらにプラス！＞
立ち去る際に…「ご理解いただきまして、ありがとうございます」

きつい口調や、言葉を避けることはもちろん、「ここは◯◯禁止です」といったストレートな言い方は気持ちを逆なでしてしまいます。注意は、相手にバツの悪い気持ちにさせない言葉を選んで、「クッション言葉」を上下に挟んで、最後に必ず感謝のひと言を伝えましょう。
クッション言葉があるのとないのとでは印象は大違い！　いざというときにスムーズに口から出てくるよう、日頃から使いこなしたいですね。