韓国の10代は「J-POP」というジャンルを知らない

1 : 2021/04/24(土) 06:39:01.71 ID:hlvfNLem0

韓国の10代は「J-POP」というジャンルを知らない

 韓国の人気グループBTSと日本の人気ロックバンド「back number」がコラボレーションした新曲「Film out」のニュースを聞いたのは、今年2月だった。

 このニュースに、韓国人のほとんどはBTSの新曲として注目したが、個人的には「back number」という日本の素晴らしいバンドが韓国で知られる機会となったことが嬉しかった。

 ただ残念なことに、現在の韓国では、日本の音楽シーンのニュースはほとんど報じられていない。特にいまの韓国の10代、20代は、「J-POP」というカテゴリー自体に見慣れていない。日常生活の中で日本の音楽に接する機会がほとんどないのだ。

韓国でタブー視されてきた日本の音楽

 ある年齢以上の韓国人は、20~30年前に韓国では正式に流通していなかった日本の音楽を渇望していた時期を記憶している。

 韓国では長年、日本のテレビドラマや映画と同様に、日本語の楽曲の放送、レコードやCDの販売が法律で厳しく制限されてきた。日本語の歌のCDの販売が全面的に開放されたのは2004年だ。

 それでも、海賊版のような形で、韓国に日本の音楽が伝わっていた。その結果、1990年代から2000年にかけて、サザンオールスターズに始まり、近藤真彦、X JAPAN、L’Arc-en-Ciel、ZARDをはじめとしたビーイング(Being)所属の歌手が、韓国でも一定の人気を博した。「小室ファミリー」と呼ばれたglobe、安室奈美恵も同様だ。ジャニーズやハロプロアイドルのファンもいた。

 当時はCD1枚、ビデオ1本、手に入れるのが難しかった時代だった。そのため、オンラインを含めた日本音楽の「同好会」が続々と作られ、ファン同士が情報交換したものだ。

 1998年から2004年まで4回にわたって行われた「日本大衆文化の開放」は、日本音楽マニアたちには朗報のはずだった。日本音楽のファンは、これで日本のコンテンツを自由に享受できるだろうと考えたのだ。しかし、いざ道が開かれても、日本音楽の一部だけが正式に流通するようになり、 韓国社会への波及力は微々たるものだった。

 なにより韓国の一般市民の日本音楽に対する「拒否感」が思った以上に強かった。両国間に横たわる根本的な歴史問題が未解決である中で、日本語のコンテンツが韓国で流通することに不快感を示す人も少なくなかったのだ。

 そのため、地上波放送における“日本音楽の排斥”はそのまま続いた。韓国の地上波のテレビで、日本語で歌うステージが初めて生放送されたのは、2010年になってからだった。法的な制裁はないのに「国民感情を配慮する」という名目で自主規制されていたのだ。

 その後、この10年はK-POPの急激な成長と反比例して、韓国から日本音楽がほとんど消えた状態となっていったのだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/25b04ac53d7f14584b72948c8e4591a115061498

2 : 2021/04/24(土) 06:39:41.18 ID:umDOALhN0
会津湾は?
3 : 2021/04/24(土) 06:39:45.66 ID:hlvfNLem0

コロナによる「来韓公演」不在の影響

 もちろん韓国で日本の音楽が消えたのには、日本側の事情もある。

 そもそも内需中心だった日本の音楽シーンは、市場規模の小さい韓国には関心が低かった。さらに韓国の音楽業界がいち早くストリーミングやユーチューブでの配信に重心を移していったのに対して、日本でそれが本格化したのはこの2、3年。全世界のどこでも見られるユーチューブに、日本の大衆音楽の公式コンテンツはほとんど存在しなかった。

 韓国の音楽ファンは、その間に日本の音楽からさらに遠ざかり、日本の音楽を扱うニュースも自然と姿を消した。

 さらに2019年から深刻化した韓日間の摩擦は、日本人アーティストの来韓を躊躇させることとなった。来韓公演の中止は、私個人としても実に残念だった。様々な日本人アーティストにインタビューして彼らの魅力を紹介し、また彼らが韓国でのステージやファンをどれだけ大事に思っているかを知らせる、貴重な機会だからだ。

 たとえば、2018年には、ロックバンド・Suchmosが訪韓した。仁川で開かれた「ペンタポート・ロック・フェスティバル」に参加するためだ。私のインタビューの中で、メンバーのHSUは、取材先のホテルの窓を指し、「今度はたぶん大変だろうけど、いつかソウルにも行ってみたい。ソウルはどの方向ですか」と、韓国に対する関心や好奇心を明かしてくれた。その日の公演では、ほとんどの観客がSuchmosを初めて見たにもかかわらず、ステージが終わる頃には、韓国人の観客の多くが歓声を送っていた。その瞬間は今でも生々しく頭に残っている。

 2015年、韓国、台湾、日本の3カ国を回るイベント「Far East Union」で訪韓したロックバンド・MONOEYESの細美武士は、私のインタビューに「両国の関係改善のために何かできることはないか、という考えからイベントを企画した」と述べ、両国の架け橋としての音楽の役割に触れた。細美をミュージシャンとしてだけでなく、人間として尊敬させられるインタビューだった。

それでも人気のある日本人アーティストは?

 そんな状況の中でも、韓国の大衆音楽に影響を与えた日本人アーティストはいる。その代表格は、安室奈美恵だろう。

 韓国において、安室奈美恵は日本の音楽をよく知らない人でも一度は名前を耳にしたことがある歌手だ。韓国でも「実力派アーティスト」として認識されている。多くの韓国の芸能人の憧れの的でもあり、実際に韓国の女性ソロ歌手がスタイリングなどで参考にしている事例でもあった。

 さらに、韓国人に広く知れ渡っているアーティストといえば「ZARD」だ。

 ボーカル・坂井泉水の高い歌唱力と魅力的なルックス、老若男女問わず共感できる楽曲に、今でも彼女を応援する人が多い。彼女が主題歌を歌うアニメ『名探偵コナン』は韓国でも人気があるため、いまも若い世代が耳にしている。そのため、新たなファンが生まれ続けているのだ。誰にでも推薦できる「普遍的な日本音楽」の代名詞として、いつの間にか定着した。

韓国人が日本音楽を嫌っていない“証拠”とは?

 韓国人が日本音楽を決して嫌いではないことを示す別の“証拠”もある。それは、韓国人アーティストによる、日本の楽曲のリメイクのヒットだ。

 代表的な楽曲が、中島美嘉の「雪の華」。パク・ヒョシンによってリメイクされ、曲はもちろん歌手本人も注目を集めた。しかし、韓国ではその原曲が中島美嘉の曲であることは、あまり知られていない。

 TUBEの「ガラスのメモリーズ」をリメイクしたCANの「わが人生の春の日は」、広瀬香美の「日付変更線」をリメイクしたM.C the MAXの「幸せにならないで」、尾崎豊の「I LOVE YOU」をリメイクしたPOSITIONの「I LOVE YOU」、平井堅の「瞳をとじて」をリメイクしたチョン・ジェウクの「じっと目を閉じて」などは、韓国で大人気を博したにもかかわらず、オリジナルがあまり知られていないケースだ。

 韓国ではやや“辺境”に追いやられた日本音楽だが、その中でも、日本国内よりも韓国ではるかに大きな影響力を見せるアーティストも出てきている。

 ここ数年間で、韓国で最も大きな観客動員力を見せてきた日本人アーティストは、「SPYAIR(スパイエアー)」だろう。韓国で知名度の低かった時代から公演などを通じて徐々に知名度を高め、2018年には約3000席規模の公演を完売させるバンドに成長した。韓国では「ONE OK ROCK」に劣らない人気を見せている。

 さらに「KK」という名で活動していた上北健の来韓公演も話題を呼び、約3年にわたって4回も2Days公演を開催した。

4 : 2021/04/24(土) 06:40:08.30 ID:hlvfNLem0

韓国でこれから人気がでる音楽とは?

 今後も、韓国で日本音楽が定着するのは容易ではないだろう。

 たとえばアイドルでも、韓国デビューをめぐって様々な摩擦が起きているNiziUのケースを見ると、韓国の大衆は依然として「日本コンテンツの韓国進出は望ましくない」と考えていることが窺える。「K-POP技術の流出」という論点もあるが、それ以上に個人的に感じるのは、日本のアーティストが韓国で活動することに対する否定的な視線だ。

 それでも、私が地道に日本の音楽について書き、韓国の人々に紹介していく理由は、それが韓国の大衆にとって、様々なスタイルの音楽に接することのできる最も身近なルートだからだ。

 制作者や所属事務所の影響が大きく働く韓国の音楽業界、特にK-POPシーンとは違い、日本は歌詞の表現や音楽性について比較的自由だ。個人的には「自分の基準、価値にこだわっても成功できる」という点が、日本の音楽の一番の魅力だと思う。

 いま韓国でも、そんな「独創的な世界観」を持ったアーティストを求める声が高まっている。つまり、自分の考えや意見をありのままに世に広げるミュージシャンほど、これから韓国人に愛される可能性があるということだ。

 たとえば、近年の人気アーティストではKing Gnu、Official髭男dism。King Gnuは韓国にはないユニークな音楽性をもっているし、Official髭男dismは藤原聡の歌唱力を基盤とした大衆性でアピールしている。韓国ではなかなか耳にしないジャンルの音楽だ。

 さらに、国境のないオンラインコミュニティが中心の「歌い手」「ボカロP」シーン、さらにYouTubeの日本音楽をカバーするチャンネルも、韓国社会に、かなり深くその根を伸ばしつつある。

 韓国でも多くの「歌い手」たちが活動しており、日本の音楽カバーチャンネルとして有名な「ダルマバルDarlim&Hamabal」は現在、チャンネル登録者54万人を記録している。ここに日本のバンドマニアや、アニメから流れてくる音楽ファンが集まってきている。

 最近では、韓国の日本音楽ファンの間で、歌い手出身のAdo(アド)が歌った「うっせぇわ」のヒットが論争になっていた。サブカルチャー色の濃い曲調、やや行き過ぎた感情処理など、この曲が果たしてストリーミング1位を占めるに値する歌なのかというのが主な争点だ。といっても韓国の大衆が「歌い手」「ボカロP」の文化に批判的なわけではなく、 逆に、韓国人の情緒に合致するYOASOBIに対しては非常に好意的だという点にも注目する必要がある。

5 : 2021/04/24(土) 06:41:54.14 ID:wn2TGL6i0
天安門事件
6 : 2021/04/24(土) 06:42:50.67 ID:AMogFvkl0
日本人も知らないだろ
EXILEやジャニーズもK-POPの真似事してるし
7 : 2021/04/24(土) 06:44:10.31 ID:rJexMbpu0
韓国に限らず外国人の大半の若者はJPOPなんて知らんやろ
8 : 2021/04/24(土) 06:44:14.37 ID:/27yD1IY0
普通の邦楽はなじみがなくてもアニソンは聞いているんじゃないか
12 : 2021/04/24(土) 06:56:12.01 ID:PS26teUiF
>>8
アニソンは海外でも人気だけど
JPOPは日本でも不人気
21 : 2021/04/24(土) 07:35:12.33 ID:3tOkZqtRp
>>8
アニメ自体が底辺のナードしか見ないから…
22 : 2021/04/24(土) 07:42:25.19 ID:+pCwSONtM
>>21
90年代の日本で嘲笑されてたアニヲタも
20年経って市民権を獲たから
海外も何だかんだナード以外の奴らも見るようになると思うけどな
24 : 2021/04/24(土) 07:49:34.65 ID:3tOkZqtRp
>>22
20年経って市民権を得た(北斗の拳やセーラームーンがゴールデンタイムに放送してた昔よりもアニメの視聴率が下がっている)
28 : 2021/04/24(土) 08:22:48.11 ID:AT/SOmVwa
>>21
また黄猿が欧米人気取りしてる…w
9 : 2021/04/24(土) 06:47:34.04 ID:E07zM4yC0
日本だってもう廃れて久しい
11 : 2021/04/24(土) 06:53:03.04 ID:7RgWL4CM0
日本の10代も洋楽といったらTikTokで流行ったエドシーランぐらいしか知らないよ
13 : 2021/04/24(土) 06:57:08.27 ID:0gqm7t2FM
おれらだって90年代に韓国の音楽なんて知らんかったしな
14 : 2021/04/24(土) 06:57:49.15 ID:+BFMd2sk0
PPAPくらいは知ってるだろうよ
15 : 2021/04/24(土) 06:57:53.76 ID:ovlNpfZY0
韓国のみならず東南アジアへの影響力もダダ下がりだしなあjpop
16 : 2021/04/24(土) 06:58:50.63 ID:5d6qI6Nna
恥ずかしいので知られたくないです
17 : 2021/04/24(土) 07:05:01.71 ID:kfurStCJd
東亜でやれよ
18 : 2021/04/24(土) 07:13:24.16 ID:rzd9m843M
K-POPのパクリのことだぞ
19 : 2021/04/24(土) 07:28:38.96 ID:sXC0t95L0
だからだめなんですね韓国は。
20 : 2021/04/24(土) 07:32:40.07 ID:UPF3TX7Da
登録者54万人のYouTuberを自慢するなよ
23 : 2021/04/24(土) 07:48:21.91 ID:E3jBTwzn0
ジャニーズって韓国でも人気なんじゃないの?
26 : 2021/04/24(土) 08:12:35.34 ID:TdZiblHf0
>>23
光GENJIの時代の話だぞ、それは。
昭和だよ昭和w
25 : 2021/04/24(土) 08:11:12.03 ID:TdZiblHf0
そりゃ握手券というドルオタ専用にした時点で12年前に音楽は「死んだ」よね。この国は。
27 : 2021/04/24(土) 08:19:37.24 ID:ovlNpfZY0
>>25
最近になってやっと曲を売りにしたアーティストも復活してきたとはいえ
10年代は日本人ですらjpopの曲自体には興味がないjpop暗黒期だったもんな
29 : 2021/04/24(土) 08:26:05.82 ID:TdZiblHf0
>>27
最近のオリコンランキング上位ってどういう曲?
握手券商法が来る前はなんと2008年の「羞恥心」がJ-POPの代表曲という有様。
12年って時の流れはデカいよ。
30 : 2021/04/24(土) 08:29:13.39 ID:ddh1zLK3p
>>29
2009年に発表されたファンモンの「桜」を盗作したLiSAの「炎」がレコード大賞を取ったからむしろ今は2009年の頃の音楽に回帰してるね
31 : 2021/04/24(土) 08:33:15.33 ID:wLUS8GOM0
パクリの語源は日本に大量にいた盗人、朴さんのパク
32 : 2021/04/24(土) 08:34:36.17 ID:UPO/BZp9d
韓国ではテレビで日本語の歌を放送することが禁止されてるからな

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