韓「韓国伝統の紙がダヴィンチ絵画の修復に使われたんだって！」中国「ウチの紙だぞ」戦いへ…

　韓国文化体育観光部と韓国工芸・デザイン文化振興院は、NewJeansとコラボした「2022韓紙分野韓流連携協業コンテンツ企画開発支援」事業のPR動画本編を公開した。

　このPR動画はNewJeansが韓紙の優秀さや新しい韓紙文化商品を世界に伝えるためのプロセスが収められている。韓国の自然を生かした韓紙をテーマにしたトークショーや、韓国の国家無形文化財である「韓紙の匠（たくみ＝韓紙職人）」と一緒に伝統製法で「花韓紙」をすいたり、韓紙のランプシェードを作ったりしている。

　この動画が公開されると、一部の中国人ネットユーザーが「製紙術は中国のもの」だとして、NewJeansのインスタグラム公式アカウントにアンチコメントを投稿している。

　ある中国人ネットユーザーは「製紙術は中国で発明されて世界各地に広がっていった」「韓紙なんてまったく話にならない」という内容の文を投稿した。

　また、別のネットユーザーは「王羲之（オウ・ギシ＝西暦300年代の中国の書家）がいた時、お前らの泡菜（パオツァイ＝中国がキムチを呼ぶ時の言い方）国はなかった」と書いた。

　一方、韓国人ネットユーザーたちも「韓国の伝統製法の紙を紹介しただけだ」と反論している。

　韓国人ネットユーザーたちは「韓紙のPR動画をアップロードしたからと言って、王羲之まで持ち出してくるだろうか？　ちょっと考えても分かるが、航空会社がPRをしているからと言って飛行機に乗ってもライト兄弟の話を持ち出したりはしない」「製紙術が中国起源ではないと誰が言ったんだ？　ただ韓国の伝統製法の紙をPRしただけだ」などと書いている。