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“異常な高温” 農作物に異変 秋の味覚や南国のフルーツも
気象庁が「異常な高温」だったとすることしの夏の暑さで、農作物にも異変が起きています。
秋の味覚 栗が…
茨城県笠間市にある小西一巳さんの農園では、洋菓子など加工用として人気のわせ品種「丹沢」の収穫が今月から始まっていますが、ことしは実の育ちがよくないといいます。この栗は通常、いがの中に3つの実が入っていますが、ことしは全部の実が大きくならず、出荷できる実が1つにとどまるケースが相次いでいます。
実が育ち始める7月に厳しい暑さが続き、雨が少なかったことなども影響したということで、わせ品種の収穫量は去年に比べ少なくとも20%は減少すると見込んでいるということです。
一方、主に生栗として出荷される別の品種の栗は今月下旬から収穫が始まる予定で、順調に育っているということです。
栗農家の小西一巳さんは「去年も暑かったですが、ことしはとくに育ちが悪いです。これから収穫を迎える栗もあるので、早く涼しくなってほしいです」と話していました。
南国のフルーツも
ことしの暑さは南国のフルーツにも影響を与えています。東京 八王子市では、地域の特産品にしようと10年余り前から南米原産の「パッションフルーツ」の栽培に取り組んでいますが、ことしは厳しい暑さで多くの花が枯れ、実が収穫できなくなっています。
このうち、中村しのぶさんの農園では600本ほどの木を植えていますが、収穫量が去年に比べおよそ40%減っているということです。
パッションフルーツを育てるには30度前後が適温だということですが、ことしは梅雨が短く、厳しい暑さが続いたことから枯れる花が相次ぎ、実をつけても十分に育たないということです。
農園のパッションフルーツは贈答用として人気を集めていましたが、ことしは実にしわが入るものが多く、注文を断らざるをえないといいます。
農園を経営する中村しのぶさんは「ことしはパッションフルーツにとって最悪の気象条件でした。特産品に育てるためにも苗を植える時期を早めるなど暑さ対策を考えていきたい」と話していました。
ダリアは生育が遅れる
埼玉県小鹿野町両神薄の山あいでは、地元の人たちが耕作されなくなった土地を利用して、およそ350種類、5000株のダリアを育てています。ダリア園は今月から開園し、例年は9月中旬から花が咲き始め見頃を迎えますが、ことしは猛暑やまとまった雨が降らなかった影響で背丈が伸びず、開花したダリアも少なめで、生育が例年と比べて2週間ほど遅れているということです。
また、屋外でダリアの手入れを行う平均年齢およそ70歳のボランティアスタッフにとってもことしの猛暑は体にこたえたということで、園では熱中症対策のため小型のファンが付いた服を新たに購入しました。
9月に入ってからも熱中症対策をとりながら作業にあたっています。
60代のスタッフは「毎日暑いので汗も出て作業は大変です」と話していました。
小鹿野町まちづくり観光課の山下雄一さんは「ダリアの生育も心配ですが、スタッフの方たちもみなさん高齢なので、熱中症や体調不良など毎日気にかけていました。今後の天気でダリアが美しく咲くことを期待したいです」と話していました。
つまんないけど
めっちゃ荒れそうやな
明治天皇も削ってるしセーフか?
赤セク


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