私を犯したのは、息子と同い年のロシア兵だった─

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キーウ郊外の町ボロディアンカに住む42歳のヴィクトリヤ（苗字は非公開）も、自身をレイプしたロシア兵が裁判にかけられることを望む1人だ。

3月8日の夜、彼女の家のドアをノックしたのは、酒臭い3人のロシア兵だった。彼らはヴィクトリヤを町の別の家へと連れていった。そこではナターシャという43歳の女性が、母と夫、そして15歳の息子とともに住んでいた。

ナターシャの夫であるオレクサンドルがドアを開けると、兵士たちは妻を出せと言った。オレクサンドルは「自分はロシア人で、クリミアで生まれ育った」と言って抵抗した。すると兵士の1人が戸口でオレクサンドルを射殺した。

その後、兵士たちは、ロシア軍が拠点として使用していた家にヴィクトリヤとナターシャを連行した。ダーニャという兵士がヴィクトリヤを襲い、オレグという兵士がナターシャを襲ったという。

ヴィクトリヤは、ダーニャに年齢をたずねた。「彼は19歳だと言いました。それで、私の息子も19歳だと言ったんです」。彼には17歳のガールフレンドがおり、彼女とはセックスしたことがないと言った。

「彼はとても残酷で、私を1人の女性や母親としてではなく、売春婦のように扱いました」とヴィクトリヤは言う。現在、検察はこの事件の捜査を進めており、ヴィクトリヤとナターシャは裁判につながることを願っている。今の心境について、ヴィクトリヤはこう語る。

「レイプ被害について、まったく考えなければ生きていくことはできます。でも、絶対に忘れることはできません」「自分たちをレイプしたロシア兵がプーチンとともに死ぬことを願っています」