現代社会を作り上げた「偉大な化学的発明」 ←何想像した?

1 : 2021/12/31(金) 17:05:29.39 ID:QO2ncDEu0

■ ハーバー・ボッシュ法 ~アンモニアの合成と戦争~

アンモニアの合成は、20世紀初めの頃の、最も重要視された「窒素固定工業」の
最先端の目標であった。
当時、ドイツ・オーストリアは窒素肥料、医薬品、爆薬などの原料は、すべて
南米産のチリ硝石に頼っていた。アンモニア合成成功の報に接したドイツの皇帝
ヴィルヘルム2世は宣戦布告に踏み切った。
第一次世界大戦の戦勝国の1員であった日本は戦後ただちにこの製法を
持ち帰り、呉市の海軍工廠で軍艦の砲身を用いて高圧装置を作らせたが
思わしくなかった。その後さまざまな改良を加えた結果、日本は東洋の
全肥料をまかなう工業国になった。
アンモニアの工業的合成法を発明したハーバーは、ドイツの理論家学者で
ベルリン大学教授、Kaisaer-Wiljerm研究所長兼務。アンモニア合成が
発熱反応であるという最大の難点を克服した研究は偉大である。
ボッシュは化学工業技術者で当時BASF社の主任技師であった。
触媒研究、高圧装置の開発に貢献した。
ハーバーは1918年にノーベル化学賞、ボッシュは1931年に
ノーベル化学賞を受賞している。

ハーバー、ボッシュによるこの方法は、水と石炭と空気とからパンを
作る方法とも言われた。

パンの原料である小麦を始めとして農作物を育てるには窒素分を
含む肥料の十分な供給が不可欠だが、その窒素を供給する
化学肥料を生成するのにハーバー・ボッシュ法が使えるため、
この方法の発見によって農作物の収穫量は飛躍的に増加した。

化学肥料の誕生以前は、単位面積あたりの農作物の量に限界があるため、
農作物の量が人口増加に追いつかず、人類は常に貧困に悩まされるという
歴然とした事実があった(マルサスの限界)[4]。

しかしハーバー・ボッシュ法による窒素の化学肥料の誕生や
過リン酸石灰によるリンの化学肥料の誕生により、史上初めて
この限界が克服され、人口爆発が起こった[4]。

本法によるアンモニア合成法の開発以降、生物体としてのヒトの
バイオマスを従来よりもはるかに多い量で保障するだけの窒素化合物が
世界中の農地生態系に供給され、世界の人口は急速に増加した。
現在では地球の生態系において最大の窒素固定源となっている。

しかしこの方法は同時に平時には肥料を、戦時には火薬を
空気から作るとも形容され、爆薬の原料となる硝酸の大量生産を
可能にしたことからその後の戦争が長引く要因を作った。例として
、この方法でドイツは、第一次世界大戦で使用した火薬の原料の
窒素化合物の全てを国内で調達できた(火薬・爆薬等、参照)。

さらに、農地生態系から直接間接双方の様々な形で、他の生態系に
窒素化合物が大量に流出しており、地球全体の生態系への窒素化合物の
過剰供給をも引き起こしている。この現象は、地球規模の環境破壊の
一端を成しているのではないかとする懸念も生じている[5]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E6%B3%95

2 : 2021/12/31(金) 17:06:43.74 ID:obSiZYVad
原子力
3 : 2021/12/31(金) 17:07:27.90 ID:QO2ncDEu0
メタン分子のsp3の4個の混成軌道は、たがいに電子の反発により正四面体の
各頂点方向に延びた形をしていてそれらの角度は109.5°である。
アンモニア分子は水素原子同士の反発により角度が開いて106.7°になっている。
水分子では2個の水素原子の反発によりその角度は104.5°である。

https://ocw.nagoya-u.jp/files/109/lecnote_02.pdf

4 : 2021/12/31(金) 17:08:55.35 ID:fFivRZPBd
プラスチック
5 : 2021/12/31(金) 17:09:06.13 ID:b8suzNhQ0
ハーバーボッシュ法だったか
あれで世界人口が激増したと聞いた
6 : 2021/12/31(金) 17:09:31.79 ID:9o77JZ280
同人音声
7 : 2021/12/31(金) 17:09:34.17 ID:1LiKFaax0
重合触媒
8 : 2021/12/31(金) 17:09:44.31 ID:HtaKO2zR0
ハーバーボッシュ法と思って開いたらそうだった
9 : 2021/12/31(金) 17:10:14.76 ID:QO2ncDEu0
「化学」は自然科学の1分野。

有機化学 – 炭素を主な構成元素とする有機化合物について合成や物性の研究を行う分野。生化学・生物学との関連が深いが、必ずしも生物由来のものに限った学問ではない。

無機化学 – 周期表全般の元素とその化合物について合成や物性の研究を行う分野。

物理化学(理論化学) – 物質の性質を物理的手法を用いて研究する分野。数学が苦手だと詰む。

分析化学 – 物質の検出方法やその分離方法などについて研究を行う分野。物理化学同様、数学が苦手だと詰む。

生化学(分子生物学) – 化学的手法を用いて生命・生体についての研究を行う分野。食品化学、栄養学、代謝、発酵、遺伝などもここに含まれる。農学部、医学部医学科、薬学部などの大学生にとっては非常に重要な分野。

高分子化学 – 分子量の非常に大きな高分子化合物について研究を行う分野。といってもほとんどは有機化合物。

放射化学 – 放射性物質とその性質について研究を行う分野。物理化学の一分野。

量子化学 – 量子力学を化学に適用して、原子や電子の振る舞いから物質の研究を行う分野。物理化学の一分野で、数学が苦手だと全く話にならない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%96%E5%AD%A6

10 : 2021/12/31(金) 17:10:19.78 ID:KFphNyTRd
ナイロン
11 : 2021/12/31(金) 17:11:43.73 ID:QO2ncDEu0
■ 6,6-ナイロン

ナイロン(nylon)は、ポリアミド合成樹脂の種類である。当初は主に
繊維として使われた。世界初の合成繊維のナイロン6,6(6,6-ナイロンなどとも)が
含まれる。
1935年、アメリカのデュポン社のウォーレス・カロザースが合成に成功した。
ナイロンは本来、インビスタ社(旧デュポン・テキスタイル・アンド・
インテリア社)の商品名だが、現在ではポリアミド系繊維(単量体が
アミド結合(-CO-NH-)により次々に縮合した高分子)の
総称として定着している。
ナイロン(nylon)の名称は、「伝線(run)しないストッキング用の繊維」を
意図した「norun」に由来する[1]。 また、ナイロン登場前に絹の
圧倒的シェアを誇っていた日本に対して「Now You Lousy Old Nipponese」
(古い日本製品はもうダメだ)の頭文字をとったという説もある[2]。
種類としては、ナイロン6、ナイロン6,6、ナイロン4,6などがある。
これらの数字は、合成原料の炭素原子の数に由来する。

12 : 2021/12/31(金) 17:11:52.51 ID:43BaNCjh0
海底ケーブル
妄想のようなことを既に実現していたのにびびる
21 : 2021/12/31(金) 17:42:41.29 ID:Zf2gjoyr0
>>12
アメリカ-ヨーロッパ間のケーブルが通されたのが江戸時代ってのが凄すぎるわ
13 : 2021/12/31(金) 17:12:06.98 ID:Dv0CWYI50
縄文式土器
14 : 2021/12/31(金) 17:13:40.97 ID:3wSrJRAia
お前らほんとハーバーボッシュ法好きな
15 : 2021/12/31(金) 17:19:24.95 ID:1gzP6UcL0
>>1
ネタは面白いんだからソースある時に立ててよ
16 : 2021/12/31(金) 17:22:50.04 ID:S+QXrhhe0
アセトン・ブタノール発酵(>_<)
第二次大戦くらいまでの重化学工業の規模は、こいつの発酵タンクのサイズで測られた

農学は偉大なり(>_<)

17 : 2021/12/31(金) 17:28:23.88 ID:corT6Xi4M
ANFOかなあ
18 : 2021/12/31(金) 17:36:44.75 ID:9BPMycVV0
ビニールだろ
物流に革命起こした
19 : 2021/12/31(金) 17:39:38.66 ID:IGTOYHdn0
ペニシリン
20 : 2021/12/31(金) 17:42:05.10 ID:QO2ncDEu0

■分留

レス20番の画像サムネイル

22 : 2021/12/31(金) 17:42:53.67 ID:HPOd/u1G0
フォンノイマンかと思った
23 : 2021/12/31(金) 17:42:57.98 ID:QO2ncDEu0
■ 長井 長義(ながい ながよし、1845年7月24日(弘化2年6月20日)
– 1929年(昭和4年)2月10日)は日本の薬学者。号:朴堂[1][2]。
エフェドリンの発見者。日本薬学会初代会頭で、日本の近代薬学の開祖である。

翌1885年(明治18年)に麻黄からエフェドリンを発見。
その後、これが大量に合成可能であることを証明した。
これは、気管支喘息患者にとって、呼吸困難から救われる福音となった。

1893年には、このエフェドリンからメタンフェタミンを生み出す。

■エフェドリンの水酸基を外すとメタンフェタミンになる。
エフェドリンからメタンフェタミン作るには
水酸基にトシルクロライド(Ts = p-MeC6H4SO2)を
反応させてLAH(水素化アルミニウムリチウム)を
反応させて脱水する。
https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/001/892/56/N000/000/000/128948528188516204983_PPA.JPG

24 : 2021/12/31(金) 17:47:39.84 ID:RYnaxTTf0
ハーバーボッシュと書こうと思ったら>>1だった
25 : 2021/12/31(金) 17:51:54.86 ID:Xu90oKgcd
化学って字でなぜだかバイオテロが真っ先に浮かんだ
26 : 2021/12/31(金) 17:53:00.79 ID:/+mRURYV0
グルタミン酸ナトリウム
使ってない国が無くなってしまったくらい
27 : 2021/12/31(金) 20:16:03.29 ID:V9Cg70am0
製鉄技術じゃね?
28 : 2021/12/31(金) 20:19:18.50 ID:kOndTIPL0
ペニシリン
アスピリン
29 : 2022/01/01(土) 02:23:02.49 ID:0FjJ558xd
>>28
これ
30 : 2022/01/01(土) 02:24:39.31 ID:5CbkDkpQ0
安倍晋三
31 : 2022/01/01(土) 02:24:40.02 ID:8TMDR0H9a
ストロングゼロ

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