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東京から福島に来た17歳、念願の漁師に 処理水への不安抱えつつ夢追う
7月中旬の午前7時過ぎ、福島県相馬市の松川浦漁港に、夜中から漁に出ていた漁船が次々と戻ってきた。福島県沖は親潮と黒潮がぶつかる全国有数の漁場「潮目の海」として知られ、夏のこの時期はカレイやタチウオ、それにシラスなど新鮮な海の幸が水揚げされる。
活気づく港にひと際若い漁師が目に留まる。原瑛貴（はら・てるき）さん17歳。去年の春に東京から単身で福島に住み移り、新人漁師として漁に出ている。学生の時の生活リズムとの違いを聞くと、照れくさそうにはにかむ。「起きるのは大変だけど、どれくらい多くの魚が捕れるか楽しみで興奮する。それで起きることができる。辛いけど、捕れると楽しい」。
原さんが魚を好きになったのは小学6年生の時。2011年3月に起きた東日本大震災と原発事故の後に、父親がボランティアで福島県沿岸にあるいわき市に入ったのがきっかけだった。父親についてきた原さんは地元の漁師に釣りを教えてもらった。魚を釣り上げる時の達成感を初めて味わい、忘れられない瞬間となった。福島の沿岸にはメバルやアイナメなど多種多様な魚がいて、釣り上げた魚を観察することも好きになったという。
「福島で釣りを覚えて、魚を捕ることがどんどん好きになっていった感じ」。
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SNSで雇ってくれる漁師を検索
福島では事故の翌年から検査をして販売する試験的な漁が始まり、県のモニタリング検査結果によれば、当初は基準（100ベクレル/kg）を超える放射性物質が検出される魚も見つかったが、2016年には8594検体中、基準を超えたものが初めてゼロとなった。それ以降、基準を超えたものは2021年の1検体に留まった。中学生になった原さんは「魚を捕ることを好きになり、お世話になった福島で漁師になりたい」と決意、父親に相談し、了解を得ることができた。ただ、知り合いに漁師がいるわけではなく、SNSを活用して雇ってくれる福島の漁師を探し出した。そして去年の春に中学を卒業し、福島へやってきた。
「ようやく念願の漁師になれた」。
しかし、その5カ月後、福島の漁業を大きく揺るがす出来事があった。福島第一原発の汚染水を浄化し、安全なレベルまで海水で薄め海に放出する「処理水の海洋放出」だ。去年の8月24日に始まったが、多くの漁業者が反発し理解が得られない状況のままだった。風評被害がまた起きてしまうのではないかと、原さんも大きな不安を抱いたという。
「処理水は海に流しても検査で安全だと分かってはいたけれど、不安みたいなものがあって。本音を言えば流さないでほしいという気持ちがあった」。
その不安はしばらくぬぐえそうもない。他県の漁にはなく、福島の漁にのしかかるものが処理水の海洋放出だ。しかも、これが廃炉完了までの30年以上も続くとされる。
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案外、東京で埋没する同級生よりも賢いのかも知れんな
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新種の魚が取れそうなところが魅力
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そんな原さんを支えているのが、乗船する「幸喜丸」の船長、高橋一泰さん（46）。原さんを自らの船に受け入れ、寝食を共にしている。髙橋さんは中学校を卒業した後に家業を継ぎ、今は4代目の船長として家族や従業員と漁に出ている。
「自分の頃は中学を卒業して漁師になるのは当たり前だったけど、今の時代は中々ない」。
福島の漁師たちは原発事故の影響で漁の自粛や出荷制限に追い込まれ、その後はセリにもかけてもらえないほどの風評被害を経験した。誰も福島の海で働く人はいないのではと思っていたところ、高橋さんと同じく「中学を卒業して、福島で漁師になりたい」という原さんの思いに感銘を受けたという。高橋さんは新人の原さんに仕事の内容や作業のコツを時間をかけて丁寧に教えている。2人が作業をしている様子は親子のようにも見える。
「正直に嬉しかった。後継者のなり手がいなくて困っていたところだから。東京から来て福島で漁師になりたいなんて、一番大変なところに来て、福島の海でやるということに感激した」。
実は原さんと同じように、昨年度、福島の沿岸漁業に新たに就業した人は統計を始めた2009年度以降で最も多い26人だった。このうち39歳以下の若年層が8割以上を占めている。原発事故をきっかけに漁業を継ぐ若い世代が減ってしまうという懸念が広がったが、実際は窮地にある福島の漁業を盛り立てようとする若い世代が増えたという。このように福島の漁業への新規就業者が増える背景について、福島県水産課の廣瀬充副課長は、水揚げ量が年々拡大していく福島の海が若い世代に魅力的に映っているのではと分析する。
「原発事故以降、漁獲を制限してきた福島県の漁業だが、今は生産の拡大に向けて取り組んでいる。そうした機運の高まりもあって若い人たちの就業につながっているのでは」。
福島県の沿岸漁業の水揚げ量はまだ震災前の25％ほどに留まっている。漁業の復興は道半ばで、若手の漁業者の増加は福島の漁業の追い風になり、水揚げ量の回復につながると期待されている。
news.yahoo.co.jp/articles/a4dadba6c40a4a37cdd75e94b5bdbf3effaf5735 -
漁師も人出不足だし、最近は東京の中央値の年収400万くらいより、漁師のが儲かるでしょ
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マサルことマサシに憧れたのかな
工場立ち上げて悲惨なことになってるのに -
>>8
そんなことやってたんだ -
>>8
どうなってんの -
なんでロシアとかフィンランドにしなかったんだろう
漁といえば北国だろうに -
後継者の担い手いない漁業はM＆Aしろよ
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あえて福島で働くとは漢やな
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>>13
この子は別に福島に思い入れはない
漁師になりたくてなりたくて
新規参入できるのが福島だけだった
稼げる漁場は誰も渡さないからな -
>>23
賢いな17のバイタリティあってこそできる決断だわ -
南相馬のお魚は一般には出回らないのさ
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まぁ相当な苦労と困難だろうが
頑張れとしか -
凄い行動力だな
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検査で問題ないからスリーマイル産とかチェルノブイリ産食いたいか？
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>>18
チェルノブイリは内陸だろ -
>>1
>処理水への不安抱えつつ夢追う※掲示板仕様のため最新論文は貼れません。
捨てろよそんな夢
自閉症スペクトラム障害(予測エラー)かよ -
ええやん 頑張ってほしい
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ネトウヨの東京ホルホルスレ
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なり手いないとは言え赤の他人を受け入れるもんなんだな
こんなの身内や誰々の知り合いだからって事でしか入れない世界と思ってた -
そりゃこの先30万年はまともに売れない漁場だからな
人も来ない -
>>26
ところがこの相馬のはめっちゃ売れてて…… -
日本だけ基準値あげてるからな
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高校くらいは出といた方がいい
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漁師とかちょろまかしてるの多いから額面以上の収入だとは思うよ
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イサキはとれたの？
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