- 1 : 2025/06/18(水) 21:23:12.56 ID:Nbd6fre60
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https://www.yomiuri.co.jp/sengo/20250616-OYT1T50193/
沖縄戦から80年、「白旗の少女」の今…「世界で約束された安全の印」を掲げた決死の投降の記憶
- 2 : 2025/06/18(水) 21:24:31.68 ID:Aa7n3Zg70
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鬼畜と呼ばれた米兵ですら降伏した幼子は殺さなかったというのに
- 3 : 2025/06/18(水) 21:25:18.23 ID:NbYZc+d10
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腰パンスタイルやん
- 4 : 2025/06/18(水) 21:25:18.52 ID:a6BMUURra
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ご存命だったんだ
この子と広島で原爆投下後にあかんぼ背負って呆然としてる男の子の写真が自分の太平洋戦争のイメージだわ - 5 : 2025/06/18(水) 21:25:18.47 ID:Nbd6fre60
- 6 : 2025/06/18(水) 21:25:59.75 ID:Nbd6fre60
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米軍に撮影された一枚のモノクロ写真がある。破れたモンペに素足の少女が、木の根に結ばれた白い布を掲げ、懸命に手を振っている。後に「白旗の少女」と呼ばれるようになった比嘉富子さん(87)(沖縄県沖縄市)は当時7歳。戦野をさまよい、生き延びた遠い記憶をたどった。
褌を結んだ旗<ハヤク デテキテクダサイ。バクダンヲ ナゲコミマス>
1945年6月25日、暗いガマ(洞窟)に片言の日本語が響いた。降伏を呼びかける米兵の声だ。その中には、ガマで出会った両手足がないおじいさんと目が不自由なおばあさん、そして富子さんの3人が潜んでいた。
いつもは優しいおじいさんが「これを結びつけるものを持ってきなさい」と硬い声で言った。おばあさんがおじいさんの白い 褌 を手にしている。富子さんは木の根を竿のようにし、しっかりと結んだ。
「それは世界で約束された安全の印。持って外に出なさい」。おじいさんがそう促した。でも富子さんは米軍に捕まれば殺されると思っていた。「嫌だ。一緒に死にたい」とだだをこねると大声で叱られた。おばあさんも「早くこれを持ってお逃げ」とせかした。
「外に出たら、白旗を掲げるんだ。高く、まっすぐにだよ」。その言葉を背に出口に向かった。まず白布を結びつけた枝をそっと出す。続いて顔を出して周りの様子をうかがう。そして一歩、また一歩とガマの外に踏み出した――。
子どもだけの逃避行、目を開けたままの兄富子さんは、首里城近くの 茅葺 きの家で父や姉、兄ら5人で暮らしていた。4月に米軍が上陸すると雷鳴のような砲声が 轟 き、軍の依頼で食料を探しに出た父の 直彰 さんは帰って来なかった。
- 7 : 2025/06/18(水) 21:26:42.84 ID:Nbd6fre60
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米軍は、首里城地下に築かれた日本陸軍の司令部を目指して南下してくる。母のカメさんは沖縄戦が始まる前年に病死し、頼れる大人はいない。「早く南へ逃げろ」。兵士にそう言われ、「ネエネエ」と呼ぶヨシ子さん(当時17歳)、初子さん(同13歳)の2人の姉、「ニイニイ」と慕う兄の 直裕 さん(同9歳)と4人で家を出た。
昼はガマに身を潜め、攻撃が収まる夜、兄に手を引かれて歩き続けた。道中、血まみれで助けを求める人や、息絶えた母のおぱーいを吸う赤ん坊を見た。
約15キロ離れた本島南端に近い糸満市米須の海岸にたどり着いたのは、およそ10日後だ。眠りから目を覚ますと、寄り添って寝ていた直裕さんが目を開けている。
「ニイニイ、起きてるの?」。揺すっても動かない。頭から血を流している。流れ弾を受け、事切れていた。野山や小川で遊びを教えてくれた自慢の兄。「さよなら」と声をかけ、姉妹で砂浜に埋めた。
再び3人で避難民の列に加わった。人波で埋まる道で姉から離れないように服の端をつかんで歩く。ふと気づくと、別人の服の端を握っていた。独りぼっちになった。
「ヨシ子ネエネエ、初子ネエネエ」――。兵士の遺体をまさぐって見つけた金平糖をかじり、姉の名を叫びながら、ガマからガマを訪ね歩いた。
ある日、ガマに潜んでいた日本兵に追われた。隠れ家が発見されることを恐れたのだろう。富子さんは走って逃げ、谷底に転がり落ちた。意識はそこで途切れた。
- 8 : 2025/06/18(水) 21:27:09.91 ID:aeqpAlJN0
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このあと日本兵に殺されたんだよね
- 28 : 2025/06/18(水) 21:36:41.03 ID:RiElFrWH0
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>>8
ドラマでは、他のガマに逃げ込んだ子は米軍に投降しようとしたところを
後ろからジャップの将兵に射殺されるシーンあるから嫌儲民も大満足な作りになってるぞ - 9 : 2025/06/18(水) 21:27:24.15 ID:Nbd6fre60
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懐かしいにおいに安堵
せせらぎの音で目を覚ました。飲み水を求めて上流に向かう。「お母さんのにおいだ」。懐かしいみそ汁の香りが漂ってくるガマがあった。中に入ると、手足のないおじいさんと目が不自由なおばあさんがいた。
「ここにおいで」と声を掛けられてにじり寄る。家を出てから約1か月間の日々を説明すると、「チムグリサヌ(かわいそうに)」「好きなだけいなさい」と言ってくれた。いり豆や黒砂糖をごちそうになった。戦火に追われた末に、 安堵 できる場所にたどり着いた。
まぶしい太陽、小鳥のさえずり<アメリカグンハ ジュウミンハコロサナイ>
投降を求める米兵の声が聞こえたのは、その1週間あまり後だ。富子さんは迷った。おじいさん、おばあさんは体が不自由で外に出て行けない。米兵も怖い。でも2人の声に背中を押された。
暗いガマを出た。太陽は白くまぶしく、目が痛くなった。はだしで歩いた地面は熱かった。
遠くで米兵が銃を向けたように見えた。2人を守るため、ガマの場所は誰にも言わないと決めていた。「殺される時でも礼儀を重んじ、最期は笑って死になさい」という父の教えが頭をよぎった。手を振り、笑顔を作って歩き続けた。すれ違いざまに聞こえたのはシャッター音。構えていたのはカメラだった。
気づけば砲火はやんでいた。小鳥のさえずりも聞こえる。日本軍の組織的な戦闘はすでに終結していた。
降伏した日本兵とともに連れて行かれた広場で、2人の「ネエネエ」と再会を果たす。涙を流して喜ぶ姉に抱かれ、富子さんの戦争が終わった。その後、老夫婦と再会することはなかった。
- 10 : 2025/06/18(水) 21:28:13.18 ID:lksYke0O0
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さーて ここからはネトウヨの戦争経験者叩きでお楽しみくださいね!
- 11 : 2025/06/18(水) 21:28:19.47 ID:Nbd6fre60
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あれから80年。87歳となった比嘉富子さんは「私が今、生きているのは、あの老夫婦のおかげ」と穏やかな笑みを浮かべる。公民館で琉球舞踊や 三線 を楽しみ、夫の入院先を訪ねて2人で過ごす日々を送る。
白旗とともにおじいさんが与えてくれた言葉は、今も鮮明に思い出すことができる。「この世で一番大切なのは人の命なんだよ。富子の命は生んでくれたお父さんやお母さんのものでもある。大事に生きなさい」
戦後は英語を学んで銀行に勤めた。だが、自身の半生は夫にさえ長らく明かさなかった。2人を置き去りにしたことへの悔いと、彼らが今も眠っているであろうガマの存在を世間に知られたくなかったからだ。戦場の悲惨な光景が夢に出て跳び起きたのは、一度や二度ではなかった。
後の県知事で社会学者だった大田昌秀氏が著書で写真を紹介したのを機に、少女の存在が広く知られるようになり、悩んだ末に名乗り出たのは49歳の頃だ。ガマに迷い込んだ少女を「天からの贈り物」と迎え入れ、「わしたちは死んでも、富子の心に生き続けることができる」と言い残した2人の思いに応えたかったのかもしれない。
その後、米国に渡って写真を撮影したカメラマンと再会したことが話題となり、「白旗の少女」はドラマ化もされた。だが、80年という歳月とともに、人々の間で戦争の記憶が風化していると感じる。
「『 命 どぅ宝』っていうでしょ。命をつなぐ大切さを2人に代わって子どもたちに伝えたい」。いつも世話をしてくれる 甥 の孫たちはまだ小さいが、大きくなったら戦争と命の話をしたいと思っている。
- 12 : 2025/06/18(水) 21:28:54.16 ID:/PA28mz20
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この人にとっては日本軍が敵だろうな
父親が行方不明になったのも日本軍が貢物を強要したから
それでいきなり兄妹で戦地に放り出されて兄も死んだ - 13 : 2025/06/18(水) 21:29:06.29 ID:RiElFrWH0
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>>1
これ、ドラマでやったの見たわ
マジでガチ泣きしたわ - 15 : 2025/06/18(水) 21:30:20.25 ID:6k0oxTgo0
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子供爆弾の子供は全員死んだかな
- 36 : 2025/06/18(水) 21:40:57.77 ID:kiSSKWF00
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>>15
爆弾抱えて戦車に潜り込むよう命令したんだよな…ガチでキチゲェの国だよ - 16 : 2025/06/18(水) 21:30:38.25 ID:aBiaFcYh0
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ソース読んで泣いたぞ読売ちくしょう!
良い記事です - 17 : 2025/06/18(水) 21:31:06.39 ID:UO1+7LbN0
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今年80年か
- 18 : 2025/06/18(水) 21:32:34.00 ID:0WiQwjnf0
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自決強要しまくってるなジャップ軍は
- 19 : 2025/06/18(水) 21:32:43.45 ID:/n/6Qk8y0
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まだご存命だったんだな
日本史の中で、写真としては一番大事な一枚ではないかと思うけど
- 20 : 2025/06/18(水) 21:33:03.98 ID:OTOvzaw10
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なんで爺さん婆さんの事をはなさなかったんだ?
- 21 : 2025/06/18(水) 21:33:31.39 ID:8QEb0daS0
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隣で一緒に寝てた兄貴が流れ弾で死ぬって🥺
- 22 : 2025/06/18(水) 21:34:06.89 ID:CUMzblkr0
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民間人に自決強要する日本軍のヤバさ
- 23 : 2025/06/18(水) 21:34:54.63 ID:m0H4lzcp0
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自民党西田議員に対して
経験者として苦言を - 34 : 2025/06/18(水) 21:39:06.61 ID:RiElFrWH0
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>>23
むしろ自民党の西田議員が白旗の少女はデマ認定するのがお約束だろう - 24 : 2025/06/18(水) 21:35:00.92 ID:aBiaFcYh0
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>おばあさんがおじいさんの白い 褌 を手にしている。富子さんは木の根を竿のようにし、しっかりと結んだ
>「それは世界で約束された安全の印。持って外に出なさい」。おじいさんがそう促したはーオジイよぉ…
- 25 : 2025/06/18(水) 21:36:03.22 ID:1cIKmMhA0
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どうして沖縄人は鬼畜日本軍から保護してくれた大正義米軍様の基地に反対するんだい?
むしろ鬼畜日本から守って貰うために基地を誘致して米軍様の治外法権も認めるべきだね - 32 : 2025/06/18(水) 21:37:24.77 ID:/n/6Qk8y0
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>>25
「沖縄人」ねえ・・・ - 26 : 2025/06/18(水) 21:36:25.86 ID:gZ2ZPGuE0
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なんで靴履いてないんだよ
- 27 : 2025/06/18(水) 21:36:39.42 ID:Vs2rUjDY0
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ほんとクソだな日本軍
こんな女の子を口封じのために殺そうとしたんか - 29 : 2025/06/18(水) 21:36:47.05 ID:a6BMUURra
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おじいさんとおばあさんはガマの中で亡くなったのかね
せつない - 33 : 2025/06/18(水) 21:38:28.44 ID:CL5csuoU0
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>>29
これどうなったのか知りたいけど、本人は絶対に口割らないだろうな… - 30 : 2025/06/18(水) 21:37:15.82 ID:U03Wh+xeH
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良く鮮明に覚えているな
- 31 : 2025/06/18(水) 21:37:18.74 ID:RZmrUdXe0
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火炎放射器で焼き殺される沖縄の子供gif定期
- 35 : 2025/06/18(水) 21:39:58.75 ID:R+cKTK140
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これに比べてタカ派とか言われる奴等の言葉の軽さよ…
- 37 : 2025/06/18(水) 21:42:29.96 ID:Ap+RtLWj0
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日本人て琉球の人に酷いことしてるよね
- 38 : 2025/06/18(水) 21:42:31.07 ID:jEJM9bcX0
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確か白旗の少女というタイトルでアニメ映画化されたはずだ
小学生の頃見せられた記憶がある
有名な沖縄戦「白旗の少女」の女性がインタビューに登場 御年87歳
嫌儲


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