日本含む世界の警察 大競争時代へ…地元の警察が役に立たないときは中国警察に110番！多分すぐに解決してくれるんだ☺

王さんは数カ月前、中国大使館前のデモに参加したことで、標的にされ、尾行や脅迫を受け、「中国に帰らないとお前の家族に嫌がらせをする」という電話も何度か受けていたそうです。11月7日には、「中国の海外警察官」を名乗る人物から再び電話があり、「ハーグ中央駅にいる。オマエを逮捕しに来た」と言われたことを明らかにしました。

　そして、当日、王さんは8日に約束通りにその中国警察と面会しにハーグ中央駅まで行きました。もちろんオランダの私服警官たちも一緒です。

　王さんは中国警察に電話をかけました。「もしもし私は駅前にいる、君はどこ？」。すると中国警察は「駅前のスターバックスにいる」と答え、さらに王さんは中国警察にどのような色の服装を着てるか、髪型とか、詳細を聞きました。

　王さんは中国警察が指定するスターバックスに入り、中国警察と会いました。その瞬間、数十名のオランダ私服警官が駆けつけ、中国海外警察官を現行犯逮捕しました。

　中国共産党の海外警察官は、どれほど法律音痴なのでしょうか。外国で当地の法律に違反しながら、中共の拉致の任務を執行しようとしたのです。これは「世界初の珍事件」と言ってもいいでしょう。

　11月2日、オランダ政府は中国に対し、オランダに設置された二つの「警察署」を直ちに閉鎖するよう要請しました。中国外務省は、これらは「警察署」でも「警察サービスセンター」でもなく、働いているのはボランティアの地元の熱心な駐在員で、中国の警察官ではないと詭弁で対応しました。