拉致被害者家族「石破は北朝鮮をわかっていない」　じゃあ誰なら北朝鮮をわかってるの？

石破氏が拉致問題の解決に向け、交渉の足掛かりとして「東京と（北朝鮮の首都）平壌に連絡事務所を開設する」との意向を表明していることについて明弘さんは、「石破氏は北朝鮮がどのような国か全くわかっていない。そのような話が通じる国ではなく、現実的ではない」と批判。石破政権下では拉致被害者を「助けることができないだろう」と失望感をあらわにした。

また、日本単独で交渉を働きかけたとしても北朝鮮には「相手にされない」と話した上で、アメリカを巻き込んで北朝鮮に圧力をかけ、交渉を働きかけていくべきだと訴えた。

恵子さんは23歳だった昭和58年に英国に留学中、欧州で北朝鮮に拉致された。