僕大学院卒バイト「2年ほど（大学）院にいまして」土方先輩「（少年）院！？すげーな、何やったの」

僕「僕の場合は…なんというか『生命関係』です」

土方先輩「生命関係やっちゃったの！？マジかよお前、やべーじゃん」

僕「正確に言うと『生物と無生物の境目』を調べてたんですよ」

土方先輩「半殺しみたいなこと！？なんでそんなことやったんだよ」

僕「なんでって…『専攻』だからですが」

土方先輩「先公だってだけでそんなことするんだ…お前やべえな」

僕「まあ実は子供の頃から興味あったんですけどね」

土方先輩「どんなご家庭だよ！」

僕「いつも周りを見ては『なんでみんな生きてるんだろう。死んだらどうなるのかな』って思ってました」

土方先輩「異常じゃねえか！」

土方先輩「いや院の先公には合わせてけよ」

僕「合わなくて院から逃げ出しちゃった奴もいましたね」

土方先輩「脱走！？」

僕「僕は『専攻をどうしようか』って考えてたら2年経っちゃって院を出てきたわけです」

土方先輩「何もしないでなによりだよ」

僕「あと友達で薬が専門の奴もいましたけど」

土方先輩「クスリ！？やべー奴だらけじゃねえか」

僕「僕と違って院を出た後はふつうに就職してました」

土方先輩「へー、普通の会社にねえ。よかったな」

僕「薬関係の仕事ですけどね」

土方先輩「ヤバすぎるだろ！」

完