中国さん、アメリカの犬筆頭である日本にロックオンwwww ゴリゴリに圧力をかける方針

【上海＝三塚聖平】中国外務省の汪文斌（おうぶんひん）報道官は１８日の記者会見で、先進７カ国（Ｇ７）外相会合が共同声明で台湾問題を取り上げたことに対し、「中国内政への乱暴な干渉で、悪意を持って中傷した」と反発した。議長国である日本に対し「厳正な申し入れ」を行ったことを明らかにした。

中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は１８日の社説で、Ｇ７議長国の日本を批判するとともに「Ｇ７はますます台湾海峡の平和と安定に対する実際の外部的な脅威となっている」と非難した。

習政権は一方で、日本でＧ７会合が開かれるのを前に対応策を入念に練ってきた。中国の秦剛（しんごう）国務委員兼外相は１４日、ドイツのベーアボック外相と北京で外交安全戦略対話を実施。秦氏は記者会見で「紛争当事者に武器を提供することはない」と明言し、ロシアのウクライナ侵略後も進む中露の接近に対する欧州側の懸念払拭を図った。

今月上旬には中国を訪問したフランスのマクロン大統領を厚遇。マクロン氏は米欧メディアとのインタビューで台湾情勢を巡り、欧州連合（ＥＵ）は米国の政策に追随すべきでないと主張しており、環球時報の社説は「Ｇ７にひび割れが存在している」という分析を伝えた。米国が対中圧力の強化を呼び掛ける中、Ｇ７内部の不協和音を演出することにつなげた。

中国は今後、米欧など西側諸国の切り崩しを進めるとともに、「グローバルサウス」（南半球を中心とした新興国・途上国）の国々との友好を深め、対中圧力を強める米国を孤立させたい考えとみられる。

それと同時に、米国とともに対中包囲網の形成を進める日本に対し、歴史問題や東京電力福島第１原発の処理水の海洋放出計画などを巡って圧力をかけることが予想される。

https://www.sankei.com/article/20230418-E2VDIKRMMNIQ7ETIZTAWLN4E7I/?outputType=amp