世界最大のヘッジファンド創業者「米中対立の勝ち組はインド、東南アジア、中東諸国。歴史的に見ると中立国は戦勝国よりうまくいく」

ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者レイ・ダリオ氏が、今後有望な地域について語っている。

（今後10年の22か国比較で）インドの潜在成長率は最高だ。
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1人あたりGDPの情勢を見ると、モディは鄧小平にあたる。

ダリオ氏がAll-Inサミットでインドについてコメントした。
いうまでもなく、鄧小平は、大きく出遅れていた中国で改革開放路線を敷き、奇跡の発展を方向づけた指導者だ。
ダリオ氏は、インドで改革・開発等が進んでいると紹介する一方で宗教対立等のリスクもあると指摘し、その上でインドを「とても重要」と話した。

1984年代から中国訪問を始めたダリオ氏は、ブリッジウォーターを中国ファンド業界におけるNo.1外資ファンドに育て上げた。
ダリオ氏は長らく中国に理解を示す発言をしてきた。
しかし、近年の米中対立激化により、同市場に対する従来からの取り組みが難しくなっているようだ。

歴史においては中立的な国家が最もうまくいく。
言い換えると、戦勝国よりうまくいく。

米中対立で将来いずれに軍配が上がるかは別として、対立の外に身を置いた国が有望との考えだ。
ダリオ氏は3つの地域を挙げている。

インド
アジア：　シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナムなど
中東：　特に湾岸諸国

https://www.financialpointer.com/jp/%e3%80%90%e7%9f%ad%e4%bf%a1%e3%80%91%e6%88%a6%e5%8b%9d%e5%9b%bd%e3%82%88%e3%82%8a%e4%b8%ad%e7%ab%8b%e5%9b%bd%ef%bc%9a%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%83%bb%e3%83%80%e3%83%aa%e3%82%aa/

これが日本人の「外交」なんですわな、そら衰退するわ