三浦采配に「本当に不可解」批判　神里送りバント指示に「完全に逃げ」

先発・上茶谷大河投手（24）が7回1失点と好投しながら、得点出来ずに完封された。1位・阪神への負け越しが決まり、借金は再び6に膨れ上がり、最下位を独走している。

指揮官自ら「ターニングポイントだった」
勝負を分けたのは7回。無死1、2塁の場面で6番・神里和毅外野手（27）がチャンスで打席に向かった。ここで三浦大輔監督（47）がとった采配は送りバント。
結果的にはこれが裏目に出て、2塁走者の佐野が3塁タッチアウト。続く戸柱恭孝捕手（30）も凡退し、得点を挙げることはできなかった。

指揮官自ら「ターニングポイントだった」と口にした7回の采配。神里にバントを指示したのはを歩かせて満塁策をとったのは、三浦監督が重視しているデータによるもの。
三浦監督によると、神里はチャンスで結果を残しており、超打率は5割を超えていたという。しかし、阪神先発・青柳晃洋投手（27）が好投を続けていたため、あえてバントの指示を出したというという。

7回まで両先発の投げ合いで0－1の緊迫した状況から一変、無死からの無得点で流れが大きく阪神に傾いた。阪神は9回に一発攻勢で計3得点を挙げ、一気に突き放した。
一方のDeNAはこの7回以外はチャンスすら作れず残塁の山を築き上げる展開に。一度失った流れを引き戻すことが出来なかった。

普段バントをしない神里に対し、より重圧がかかる1・2塁での送りバント。絶対に失敗が許されない状況に追いやった指揮官の采配に、ファンからは疑問の声が殺到している。
「本当に不可解な采配だった」、「神里は普通に打たせるべきだった」、「バントするなら鈍足の佐野に代走を出せよ」、「完全に逃げの采配」など、ネット上では三浦監督への不満が充満している。

三浦監督の不可解采配はこの回だけではなかった。直後の8回は上茶谷が続投を志願していたにもかかわらず中継ぎへ継投。
さらに8回裏の攻撃では柴田に代打を出し、さらに9回は1点差にもかかわらず守護神・三嶋でなく平田を起用するなど、あまりにもちぐはぐな采配が目立っている。

DeNAは10試合まで1勝もできておらず、一時借金は6まで広がった。そのあとは2連勝したものの、再び采配ミスの連続で最下位を独走しており、早くも優勝争いからは完全に脱落した。
早ければ22日にも自力優勝が消滅する。三浦監督の正念場が続く。
https://www.j-cast.com/2019/08/21365462.html?p=all

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