バイデン「中国を経済援助します。習近平と電話ですぐ話せる関係になりたいです」岸田どーすんのこれ…

米国は中国経済支援に関心、関係改善を望む－バイデン大統領

バイデン米大統領は14日、厳しい状況が続く中国経済を支援することに米国として関心があると語った。
ただ、米国の知的財産を犠牲にすることはないとくぎを刺した。大統領は中国の習近平国家主席との会談を控えている。

　　バイデン氏は習氏と15日に会談する予定のサンフランシスコに向けて出発する直前、ホワイトハウスで記者団に対し、
「われわれがやろうとしているのは、米中関係を良い方向に変えることだ」と発言。中国は「現在、経済で困っている」とも話した。

　　「中国の平均的な市民がまずまずの給料を得られる職に就けるなら、中国の市民の利益になり、われわれ全員にとっても利益になる」と述べた。
「だが、中国に投資したいなら通商上の秘密を全て引き渡さなければならないというところまで、支援を維持し続けるつもりはない」と付け加えた。

　　バイデン氏は過去数カ月、中国経済を「爆発が迫る時限爆弾」と呼び、成長減速や人口の高齢化を指摘するなど、関係改善を進めながらも中国を批判することが多かった。
中国経済はもはや2029年までに米国を追い越す軌道になく、不動産業界の危機が新型コロナウイルス禍後の回復を圧迫している。

バイデン氏はまた、米国は中国とのデカップリングを進めようとはしていないと主張。
習氏との会談が「通常の連絡経路を回復し、電話ですぐ話せるようになる」機会を生むことを望むと述べた。軍同士の意思疎通について合意を結ぶことにも期待を表明した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-14/S44GXHT0G1KW01