トランプ政権「中国との関係は対立ではなく安定・公平な関係を追求する」

https://www.politico.com/news/2025/12/06/hegseth-reagan-forum-defense-strategy-00679736?utm_source=chatgpt.com

カリフォルニア州シミバレー発 — ピート・ヘグセス国防長官は土曜日、冷戦後のアメリカ外交政策に対して全面的な批判を展開し、歴代の大統領や将軍たちを名指しで非難するとともに、アメリカの「ユートピア的理想主義」の時代は終わったと宣言した。
ヘグセス長官は年次のレーガン防衛フォーラムで演説し、軍事戦略を西半球に重点化する方針を示し、同盟国に対しては自国の防衛は自ら担うよう求め、中国軍に対してはこれまでより融和的な姿勢を示した。

ヘグセス長官の発言は、木曜遅くに公表された新しい国家安全保障戦略を補強し、まもなく発表される国防総省自身の戦略、米軍の世界的な優先順位を示す文書を先取りする内容でもあった。

「理想主義的なユートピア主義は終わりだ」と彼は述べた。「これからは、妥協なき現実主義だ」。

国防長官の演説は、政府が大国による勢力圏を認める方向へ政策を転換しつつあることを示していた。すなわち、太平洋では中国、西半球と欧州全体ではアメリカが主導するという構図だ。ただし彼はロシアについてはわずかに言及しただけだった。

ヘグセス氏は、「アメリカは民主化支援、介入主義、定義されない戦争、政権交代、気候変動、ウォーク（woke）的な道徳主義、無意味な国家建設などに気を取られてはならない」と述べた。「我々はその代わりに、実用的かつ具体的な利益を最優先する」。

国防長官はまた、防衛産業に焦点を当てたこのフォーラムを利用し、トランプ政権が進める「より自国周辺への戦略的回帰」をより強く打ち出した。
これは現在カリブ海で行われている軍事作戦とも重なる。作戦では、麻薬を積んでいるとされる小型船20隻以上が撃沈され、約80人が死亡している。政権側は「麻薬テロリスト」と戦っていると主張しているが、一部の議員や専門家はこれを違法だと非難している。

「トランプ大統領とこの政権は、中国との安定した平和、公平な貿易、そして互いに敬意を払う関係を求めている」と彼は述べた。
アメリカは、中国が進めている「歴史的な軍事増強を尊重する」政策を取る一方で、国防総省としては「その軍事増強がいかに急速で強力かつ包括的であるかを冷静に評価し続ける」と付け加えた。

ヘグセス氏はまた、韓国、ポーランド、ドイツなどが近年防衛費を増額していることを称賛し、これらはドナルド・トランプ大統領が各国に自国防衛の負担増を求めてきた成果だと評価した。

トランプ政権は外交に関して、ある意味で“いいとこ取り”をしようとしている。
国家安全保障戦略は、民族主義を掲げる欧州の極右政党を受け入れていないとして欧州の同盟国を批判し、ワシントンは「欧州が文明的自信と西洋としてのアイデンティティを取り戻す」ための取り組みを支援するとしている。
しかし一方で、ヘグセス氏は土曜日、アメリカが他国の内政に干渉することを否定した。

「トランプ政権は、我々の祖国と西半球を正当に最優先する」と彼は述べた。
「他の地域にも脅威は存在するが、そこで必要なのは同盟国が立ち上がることだ。本気で、実際に立ち上がる必要がある。」

馬鹿市の命運尽きてるな
アンコンメディアの捏造高支持率一本でどこまでしのげるか見ものだね