イスラエル、国際法違反のヨルダン西岸への入植（侵略占領）を更に拡大。アメリカは口先だけ非難

https://www.reuters.com/world/middle-east/israel-presses-with-settlement-plans-despite-us-criticism-2024-02-28/

ベザレル・スモトリッチ・イスラエル財務相は、パレスチナ人が将来の独立国家の中核と見なす土地での建設を止めるようイスラエルに求める国際的な圧力に抗し、
ヨルダン川西岸地区での入植地の拡大を続けることを約束した。

火曜日遅く、スモトリッチ財務相は、エルサレムの南に位置するユダヤ人入植地群、グーシュ・エツィオンのミシュマル・イェフダと呼ばれる新しい入植地の承認を発表し、
さらなる入植地の承認に向けた作業を継続すると述べた。

「我々は国内全域で入植の勢いを継続する」と彼は声明で述べた。

この動きは、アントニー・ブリンケン米国務長官が、ワシントンはヨルダン川西岸におけるユダヤ人入植地は国際法と矛盾していると考えていると発言し、
ドナルド・トランプ前大統領の政権によって覆された長年の米国の立場に戻った数日後のことである。

この変更により米国は、1967年の中東戦争でイスラエルが占領した領土に建設された入植地を違法とみなす世界の大半と歩調を合わせることになった。
イスラエル自身は、ユダヤ民族とこの土地との歴史的・聖書的な結びつきを理由に、この見解に異議を唱えている。