アメリカ「自国民に真実を隠すな」 ロシアの情報統制を非難

ロシアの軍事情報統制法を非難　米「自国民に真実隠す」

米国家安全保障会議（ＮＳＣ）のホーン報道官は５日の声明で、ロシアで軍に関する「偽情報」の拡散に最長１５年の懲役刑を科す法律が成立したことを非難した。
強まる情報統制に関し「自国民に真実を隠すため、当局は独立したメディアを封じ込めている」と指摘した。

声明は、ウクライナ侵攻を正当化しようとするロシアの試みを国際社会は拒絶すると強調。
人権と自由を守るため「プーチン（ロシア大統領）のうそを流布する宣伝メディア」に責任を負わせる必要があるとし、米国は侵攻に反対するロシアの人々を支えると表明した。

反戦世論の高まりを嫌うロシア当局はメディアへの締め付けを強め、フェイスブックなどのアクセスも遮断。
英ＢＢＣ放送や米ＣＮＮテレビなどはロシアでの報道活動を一時停止すると発表した。

https://www.sankei.com/article/20220306-RGMND3JMKJOBNEGF4W2KW65KC4/