【朗報】日本のＧＤＰ、今年にもドイツに抜かれ４位転落見通し

日本の名目国内総生産（ＧＤＰ）が、経済の長期停滞などを受けて早ければ２０２３年にもドイツに抜かれ、４位に転落する見通しだ。
近年の円安に伴うドルベースの経済規模の縮小に加え、「日本病」とも揶揄される低成長が経済をむしばんだ結果だ。
専門家は、遅くとも５年以内には抜かれる可能性が高いと見ている。

経済規模の国際比較に用いられる名目ＧＤＰは、国内で生産された財・サービスの付加価値の総額だ。物価変動の影響を取り除いた実質ＧＤＰに比べて、より景気実感に近いとされる。

日本の名目ＧＤＰは高度経済成長期の１９６８年に西ドイツを抜き、米国に次ぐ２位となった。だが、２０１０年には台頭する中国に抜かれて３位に転落し、４０年近く維持したアジア首位の座を奪われた。

国力の源泉である人口は、日本のおよそ１億２千万人に対しドイツは８千万人にとどまる。１４億人を超える中国に抜かれたのは仕方ないとしても、なぜドイツに追い付かれたのだろうか。熊野氏は「危機感を持たないのはまずい。本当にまずい」と強調する。

6位くらいが正しい位置だぞ