【日本初】鉄のまちの豊山八幡神社に一風変わった長さ5メートル、重さ200キロの「鉄のしめ縄」が奉納される 北九州市八幡東区

北九州市八幡東区の神社に奉納される一風変わった『しめ縄』についてです。“鉄のまち”八幡にちなんだ『しめ縄』がつくられ、8日に迎え入れるための神事が執り行われました。

北九州市八幡東区の豊山八幡神社でトラックの荷台からクレーンで降ろされているのは、長い『しめ縄』です。

本殿に置かれたその姿は、たるみがなく直線的です。

神社で目にする、『わらのしめ縄』とは明らかに違っています。

■奥村三枝記者
「実は、このしめ縄、鉄でできているんです。」

豊山八幡神社は、ことし創建から1400年を迎える節目の年です。官営八幡製鉄所が創業した“鉄のまち”ならではの『しめ縄』をと、ことし6月から製作されました。

長さ5メートル、重さは200キロもあります。

■豊山八幡神社・波多野隆英 宮司
「やっぱり、地域と一緒にこれからも神社が歩んで行くというところを考えたうえで、“鉄のまち”というところがあるので、しっかり地域のシンボルになるようなモニュメントができないかというところで検討を進めた。」

8日は、『鉄の大しめ縄』を迎え入れるための神事が執り行なわれました。

このあと、劣化を防ぐ仕上げの加工がほどこされ、11月の大祭にあわせて境内の入り口に飾られる予定です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5262f4858c3a16e06ebc71fe586848383d440df6